【全部見せます】今年のシマノ鈴鹿の為にやってきたこと PART 2【初心忘るべからず】

こんにちは、コウです^^

それでは今日も元気よくやっていきましょう!

本日のテーマはこちら。

【全部見せます】今年のシマノ鈴鹿の為にやってきたこと PART 2【初心忘るべからず】

こういうテーマでやっていこうと思います^^

本記事は前回の記事の続きになります。

先にこちらを読んでからの方が、この記事を書くことになった背景を理解しやすいかと思います。

それではいきましょう!


【今年こそ本気で優勝を狙うためにやったこと・やっていること】

今年は、より現状を細分化し、これまでの過程を分析、今後どのように進めていくかを検討し、実行しています。

大きく分けて、4つの要素について分析と方針を決めています。

  1. フィジカルの鍛え方
  2. トレーニング環境の整備
  3. 食事の内容
  4. 機材選定

1に近い程、重要度が高いと考えて下さい。

まあ、全部重要なんですけどね。

 

そもそもなぜこんな分析を始めたのかと言いますと、5月から8月まで育児休業中だったため、色々考え事をする余裕があります。

子供にはちゃんと向き合っていますよ(笑)

目標としては、育児休業が終わる8月までにフィジカルのパフォーマンスを90%以上の良質な状態に持っていき、9月に入ってからもコンディションを落とさないようにするため、計画を練ろうと思ったわけです。

フィジカルの鍛え方

まず、私のこれまでのトレーニング内容と、レースや練習会で起こる体の変化について、分析をしました。

実はレースだけでなく練習においても、よく起こりがちですが致命的な課題にぶち当たります。

  • 脇腹が痛くなってくる
  • 再加速が繰り返されると呼吸が浅くなる
  • 脚力は残っているが、スプリントまでに心臓が持たなくなる

大きく上記の課題があります。

この内容、実は全部「呼吸器系筋群の動きの制限」によって引き起こされる現象なのです。

特徴的なのが「脇腹の痛み」。

よくよく感じてみると、これは腹斜筋みたいな表層の筋肉だったりインナーマッスル的な「筋肉群」が引き起こす痛みではなく、もっと内側にあると感じたわけです。

で、その部位を調べてみると「横隔膜」がありました。

呼吸が浅くなってくると、呼吸に関わる器官が緊張状態になるのですが、横隔膜もその一部に当たります。

ちょうどそこが収縮しっぱなしになり、痙攣して痛みとして出てきていたと推測しています。

 

ではなぜ再加速、つまりコーナー立ち上がり時のインターバルや、スピードが上がっていく場面で呼吸が浅くなっているのか?

正直私は自覚が無かったのですが、無意識に呼吸が浅くなっているのだろうと考えています。

脚を動かしたり体幹に力を入れることばかりに意識が向いていて、肝心の酸素供給が滞っているという状況なわけですな。

平たく言ってしまえば、瞬間的なアタックレベルの出力ですら、呼吸に意識がいかず、とても浅くなるほど力む状態に「身体が慣れてしまっている」と考えました。

 

そこで、実際に私が取り組んできたインターバルトレーニングのメニューがこちら。

  • ランプアップ Z1~Z4 6min
  • アップ Z1 1min
  • スプリント 15sec
  • アップ Z1 1min
    ——3セット——
  • Z5 30sec × Z1 30sec 6本
  • ——ここまで——
  • ダウン Z1 2:30

トータル35分程度のトレーニングです。

一応パワーベースのトレーニングになります。

ただし、私はローラーと実走のFTP値が15%ほど違い、実走の方がFTP値が高めに出るので、基本的にはローラー上のFTP値を基準に算出しています。

パワーの値自体は違いますが、実走時と体感で出しているパワー感は同じです。

加えて、このトレーニングにおいて

  • 呼吸が浅くならないよう、敢えて呼吸回数を早く、腹で呼吸する
  • ケイデンスは110rpm付近かそれ以上を狙う

事を目的としています。

完全に呼吸器系と心肺に絞って負荷をかけにいくことを目的としています。

 

このトレーニングは、5月末から7月中旬まで、週2~4回のペースでずっと実施しています。

7月下旬から8月末までは、セットの最後だけ

  • Z5 40sec × Z1 20sec 6本

に変更しています。

そして今月に入ってからは、

  • Z5 40sec × Z1 20sec 6本 → Z5 20sec × Z1 40sec 6本 → Z5 30sec × Z1 30sec 6本

と、変則的なインターバルの掛け方も実践しています。

シマノ鈴鹿の3周以下のカテゴリー含め、クリテリウム系は序盤からハイペースを刻み、中ほどで緩み、終盤はずっと高心拍が続く環境になることが多いので、少しでも高心拍に慣らしていくためにアレンジしています。

 

そして、ただこなすだけでなく、

  • 開始時刻
  • 室温
  • 睡眠時間
  • 扇風機の強弱レベル
  • RPE(主観的強度の評価)
  • 170bpm到達タイミング
  • セッション中の平均ケイデンス
  • トレーニングレディネス
  • 変化点

を記録し、全てAIに記憶させています。

AIに記憶させて何をしたいのかというと、RPEの違いがどの条件が変わった時にどのような変化として出るかを観測したいためです。

私はこの数ヶ月のトレーニングの中で、RPE、つまり「自分がトレーニングに取り組んでいる時、何を感じているのか?」が重要と踏んでいます。

楽なのか? 辛いのか? どの部位が良く動くのか? 何に一番意識が向いているのか?

そのような神経系の中枢にあるのは、脳です。

体感としてはずっと昔から感じていたのですが、脳が「疲労が溜まっている」と感じるだけで、筋肉含む身体はフレッシュで全然余裕で動ける状態なのに運動パフォーマンスは大きく下がってしまうのです。

すなわち、上記の記録は諸々の要素から「脳の状態」を観測しているのです。

トレーニングをこなすことはできても、それが体感としてどのくらいの負荷だったかを自分の主観として観察することで、見落としている要素が無いかを探し出すための助力になります。

もちろん人間は機械じゃないので、常に同じ条件だから同じ結果を出せるわけではありません。

しかし、少なくともこのように記録を付けることで「次はこの点に意識を向けよう」や「次はこんな方法を試してみよう」という工夫を創造し、実践することで、前回よりしっかりトレーニングをこなすことができるかを検証できます。

「今日はダメだった。次はもっと頑張ろう」などと、漠然とした形で終わらせるのは勿体ないです。

せっかく同じトレーニングをこなすなら、得られる情報を最大限活用したいと思い、記録しています。

 

正直期間が短いので、フィジカルへどれだけ刺激が入っているのか不明ですが、直近の記録としまして、チーム練習会で久しぶりに勝てました。

ここ数年は最終周回でへばるなど、ヘロヘロな走りしかできていませんでしたが、このトレーニングを始めてからは高強度域でも脚が良く回るなと感じています。

トレーニング環境の整備

フィジカルの鍛え方にするか迷いましたが、こちらに書くことにしました。

 

「ロードレースの最後まで心臓が持つように鍛える」のが先ほどの章の主題であるならば、こちらは「人間として運動できる身体を整備する」という位置付けになります。

そのために行っていることを上げていくと

  • 筋トレ
  • 体幹トレーニング
  • 心拍計の新調
  • AppleWatchからForerunnerへ乗り換え
  • ジョギングの導入

を実施しています。

 

まず筋トレ。

大学在学中にジムが新設されたので、現役の頃は週2~3で通っていました。

レッグプレス、チェストプレス、スミスマシンなどがあり、色々鍛えた

 

次、体幹トレーニング。

ぶっちゃけ、私にはこれが一番効いています。

よく見るやつですよね。

腹筋ローラーです。

久方ぶり・・・数年ぶりに引っ張り出してきました。

最初は10回やったら、腹筋が痛すぎて4日は出来ませんでした。

が、2回目、3回目と回数を重ねていくとすぐに負荷に慣れて、再開から1週間程度で毎日出来るくらいにはなりました。

ここに、追加でサイドプランクと普通のプランクをトッピングしています。

毎日できるレベルの種目ですが、回数や時間は特に決めていません。

コンディションの浮き沈みが激しくなりがちな今の生活環境で、がっつりトレーニングできる体調の日、頭がぼーっとして特に何もしたくない日、色んな日があります。

個人的見解ですが、そういう安定しない時期において、明確に「何回は最低こなさなければならない」と課題を設定して実施するのはストレスでした。

なので、回数は決めない代わりに、毎日握る。

1回でもいいから転がす。

昔のトレーニングバイブルで「10分でもいいからローラーで自転車に乗る」という教えを授かったことがありますが、根底にある思想は同じです。

神経が、感覚が体の動作を忘れないようにするために、途切れさせない事が重要です。

 

次に、心拍計。

POLAR H10を新しく買いました。

新品未開封品がフリマで1万円ちょいで出ており、即購入。

 

感覚的には、投資寄りの機材新調です。

これまではIGPSPORTSのHR40、それとCATEYEのBluetooth対応のベルトの組み合わせで使っていましたが、心拍数を拾ってくれない誤動作が多く、今回のインターバルトレーニングを行う上で、正しい数値を示してくれるか怪しくなったためです。

POLARは心拍数測定機器の精度としては世界一を誇るため、「心拍数でインターバルトレーニングを行う」という目的に対し最も有効な機器です。

心拍数を拾ってくれない問題がなくなり、ついでに装着感も良くなったので、個人的には買って大正解でした。

 

次に、Forerunner、もといスマートウォッチの乗り換え。

今年の冬、私はAppleWatch SE3を購入しました。

理由は、自転車通勤の記録を取りたかったこと、後述しますがジョギングを新たに始めたこと、日常生活の中における体の状態を記録したかったからです。

簡易的ですがVO2maxも見れますし、心拍数も記録できますし、スマホがiPhoneなので連携はばっちりでした。

それに満足して数ヶ月使ったのですが、初夏からトレーニングの質を求め始めた時、AppleWatchでは見えてこない要素が沢山出てきました。

それは、トレーニング機器としてはAppleWatch SE3は不十分という事実です。

私個人の使い方では、AppleWatch SE3は「日常的に身に付ける時計に、運動能力の計測機能をプラスした」という程度の代物で、トレーニングでがっつり使うには必要最低限にも満たない機能しか搭載されていません。

例えば心拍数の測定も、3秒に1回程度の割合でしか測定が行われない、正しい数値が出ない時があるなど、計測機器としては少し頼りない面が出てきます。

こうしたトレーニング環境の一部としての使い方をするならば、ガーミンの方が強いのです。

加えて、自転車ではガーミンEDGE530を使っていることも追い風となりました。

それもあって、AppleWatch SE3は売却し、新たにガーミンFORERUNNER 265Sを購入しました。

 

・・・で、

スマートウォッチが何の役に立つねん?

と思うことなかれ。

使用中のサイコンがガーミンだからからこそできる芸当ですが、ガーミンには独自の運動機能分析プログラムが組み込まれており、その日一日をどのように過ごせばよいかをアドバイスしてくれます。

その機能の一つが、前項で示した トレーニングレディネス です。

これはガーミンのスマートウォッチが持つ機能の一つですが、その日の回復度合いやHRV、リカバリータイムなどの情報を統合し、その日運動を十分にこなせる状態に身体があるかを示す機能です。

これがAppleWatchでは視える化できません。

また、狙った大会に向けてコンディションを整えるなどに役立つ機能として トレーニングステータス があります。

ピーキング、プロダクティブ、キープなど、身体コンディションの成長状態を教えてもくれます。

また、EDGE530でのライド記録もFORERUNNERが同期してくれるので、それも加味してステータスを計算してくれます。

正直もっと早く買っておけばよかったと、後悔しています。

もちろん、ただの時計としても使えるので、便利ですよ^^

 

最後、ジョギングの導入です。

自転車乗りなのに、なぜランニング?

と思うかもしれませんが、列記とした理由があります。

  • 自転車に乗れなくても心肺機能に刺激を入れられる
  • 自転車では得られない「地面からの衝撃」に強い下半身が手に入る
  • 「ランができない自分」を過去のものにできる

ざっとこんな感じですか。

きっかけ、自転車だけでトレーニングをすることそのものに対する考え方が変わった事から始まります。

実はある時期、自転車にまたがるための準備すら面倒な時がありました。

着替える、ボトルに水をくむ、タオルを自転車にかける、汗まみれになった床と自転車に付いた雫を拭き・・・。

トレーニング時間だけなら30分ですが、その前後の時間があるせいで結局のべ1時間近くはかかってしまいます。

特にトレーニング後は汗でびちゃびちゃなので即風呂へ飛び込みたいのに、汗の処理などがあるわけです。

この手順を全部すっ飛ばして、身体を動かすことができる手段がないか?

と考えた結果、ジョギングに行き着きました。

めっちゃシンプルな理由。

ガチ勢ではないので、少し動きやすいパンツに履き替え、上は普通のシャツのままランシュー履いて外へ出れば、それで立派なランナーです。

こんなんでもトレーニングができます。

この手軽さが私にはとても貴重でして、今は犬の散歩も兼ねて、2キロをほぼ毎日ジョギングしています。

公園に赴いてウォーキングランジをやってみたり、ジョギングの合間に他のトレーニングも行っています。

 

ジョギングを取り入れた別の狙いは、早朝や晩の少しの時間でも取り組みやすいということにあります。

私は基本自転車通勤ですが、「自転車通勤する日は、通勤以外の時間は自転車に乗らない」と決めています。

つまり、自転車通勤した日は朝や夜に追加でローラートレーニングも外走りもしないということです。

一度やってみた事があるのですが、同じ体の部位ばかり疲れてくるので、特定の部位のみオーバートレーニングになったことがあります。

この方法は私には合わないと感じ、別の方法で体を動かす方が良いと考えたわけです。

まあ通勤で若干ハード目な走りをしている上に、おかわりでまた自転車に乗りたいと思わないのもありますが(笑)

 

ここまで書いただけでもずいぶん長くなりましたね。

食事の内容

全然写真を撮らずにここまできたので、文字だけで簡潔に。

 

まず前提条件。

食事内容を変えたと言っても、元がどのくらい食べていたか?私個人として適切な量を普段摂っていて、主に何を変えたのか?というところが見えていないと、ただのダイエット紹介特集の一部にしかなりませんから。

  1. 米やパンといった糖質、肉・魚・揚げ物が好き
  2. 動かない日も、動く日と同じくらい食べる
  3. 育休期間中は野菜は1日1食しか摂っていないし少な目(仕事してるときは社食合わせて2食)
  4. 意図的に何かを抑えるという意識は特になし
  5. プロテインを夜飲む

私の食生活はこんなところです。

特に4番目がミソで、ヒルクライムやPWRを意識する方からしたら羨ましいやら妬ましいやら意識が低いやら(笑)色々な思想が出てくると思いますが、私としては「これは食べたいけど我慢、摂取しない」と思っている料理は特にないです。

ファストフードも時と場合によっては普通に食べるし、袋麺や出来合いの総菜も特に抵抗なく食べます。

しかもファストフードはマクドではなくバーガーキングのワッパー系を好むという(笑)

身体に悪いのを承知で、がっつり食べたいと思った時はそれに従う。

そんなスタイルですから、改善点はちょっとやり始めればゴロゴロ出てくると思います。

 

で、ここから変えたポイント。

ただし、変化させた背景にあるのは「トレーニング回数の増加と、消費するエネルギー源の種類」によって最適化させているので、これがそのまま他の方にも当てはまるとは考えないでください。

  1. 糖質の量は少し増やす。肉は鶏肉メイン、魚も摂取する、揚げ物は減らす
  2. 動かない日に脂系を食べたい時は、良質な脂を持つ食材(要は魚)を摂る
  3. サラダを増やす
  4. プロテインを朝と夜に増加する
  5. 元々ほぼ飲まないが、アルコールはシマノ鈴鹿が終わるまで一切禁止

こんな感じですね。

正直あまり大きな変化はなく、地味ですが結構効きます。

インターバルトレーニングやジョギングにより、グリコーゲンを使う機会がかなり増えたため、糖質を増やしています。

代わりに揚げ物系は大幅減少させています。

というか、目的が決まると自然と摂りたくなくなったので、意識して減らしてはいないですね。

機材選定

さて、機材依存思考にハマっていた私ですが、ここはもう固まっています。

カヴェンディッシュが駆ったFILANTE SLRと、METRON 60 SLで参加します。

これを、鈴鹿へ持っていきます。

ホイールは、SES5.6からMETRON 60 SLに変えますが、当日は雨の予報です。

場合によってはSES6.7にする可能性もあるので、2セット持っていきます。

去年のVENGEから色々変わっていますが、コンタクトポイントは何一つ変わっていません。

ハンドルは丸ハンドル。

サドルはPOWER EXPERT 130mm。

シューズもS-WORKS SUB6。

(路面と接する意味では)タイヤもビットリア CORSA PRO SPEEDを今年も使います。

個人的な細かいこだわりポイントを並べると、

  • チューブ:SOYOのラテックス
  • ディスクローター:ガルファー
  • ボトル:普通の丸ボトル

でしょうか。

SOYOのラテックスチューブは久しぶりに使います。

23C時代は最も軽いラテックスチューブとして君臨しており、薄さゆえに転がり抵抗の低さもビットリアやミシュランと一線を画してました。

28C時代でも、その軽さは健在ですね。

28C~32C対応で60~65グラムは、すんごい軽いです。

23Cの時に使っていたブチルチューブの軽量モデル、具体的にはマキシス ウルトラライトやブリヂストン エクステンザが65グラムほどでした。

ほっそいタイヤ向けの65gと、28Cみたいな太いタイヤ向けの65gが、同じ感触なわけがありません。

勿論単なる重量だけで言えば、TPUチューブには負けています。

今はTPUチューブが流行っていますが、あれはタイヤをすごく選びます。

少なくともCORSA PRO SPEEDとTPUチューブは全然合いませんでした。

むしろ重いビットリアのラテックスチューブの方が、平坦、上り、下り、コーナリング、全てにおいて速かったです。

 

あと、ボトルですね。

実はFILANTE SLRを組んでしばらくは、エアロボトルを使っていました。

パッと見たら本物か偽物かどっちか分からないと思いますが(笑)、ボントレガーのRSL AEROボトルです。

普通の丸ボトルも入るエアロボトル&ゲージのセットなのですが、正直レース用にこれを使うのは私には合わなかったです。

ELITEなどの極薄ボトルに比べるとまだマシですが、それでも水を飲むのが億劫になるくらい使うのが嫌でした。

抜くのはともかくとして、差し込みが面倒で、ボトルゲージに対しボトルをある程度真っすぐかつ的確に狙って差さないといけないのが嫌でした。

形状的に角ばってますから、仕方ないんですけどね。

でもこれを、練習会レベルの強度であってもボトル側に意識を向けないといけないのが嫌すぎて。

斜めから差しても、ゲージが誘導してスコンっと入ってくれる、普通の丸ボトルがいかに使い勝手の面で優秀であるかを思い知らされました。

ボトルで1.8Wの空気抵抗改善と言われても、それを求めるほど単独で走る機会もないですし。

 

さて、バイク自体の紹介はこのくらいにしておいて。

私がスプリンターとして活動できている、そのモチベーションの原点はやはり、カヴェンディッシュにあります。

私の中には、競技を始めた当時からずっと心に決めていた、自分自身との約束事がありました。

カヴェンディッシュのシグネチャーモデルか、同じ機材で走りたい

自転車に目覚めて10余年。

ワガママかつ贅沢な約束を、今年果たすことができました。

しかも、ラストイヤーに乗った最新のバイクというおまけ付き。

他にカヴェンディッシュシグネチャーモデルというと、初代S-WORKS VENGEの二台くらいしかありません。

恐らく、私自身も競技をまともにできるのは今年でいったん最後になると思います。

今のパフォーマンスで挑めるシマノ鈴鹿は今年しかないという意味では、私にとっても非常に重要な一戦になります。

落車で壊しても、直しに行く覚悟はできています(笑)

 

そんな私が最後の最後で機材に求めたのは「昔の感覚を呼び醒ますこと」。

つまり、昔使って体に馴染んでいた機材への回帰です。

例えば・・・というか、これが全てですが、

  • ハンドルはトラディショナルな丸ハンドル、380~400mmを使う
  • シューズはS-WORKS SUB6のような、トゥスプリング大き目かつSOLESTARインソールの相性が良いシューズを使う
  • サドルはPOWER系統のショートノーズサドルに統一する
  • クランクはシマノ規格=147~148mmにする

こうして字面だけ並べると、こだわりが強いという結論に帰結するかもしれません。

一つ一つは細かいことかもしれませんが、しかしこれが全部合わさると、

それはつまり、昔乗っていたFOILなんですよ。

ここまで深い前傾を取ることはもうないですが、エッセンスを抽出することは現代においても可能です。

ハンドルだけは、大金はたいて確保する必要がありましたが。

EXS AEROVER TRADITIONALを買いました。

再版された方のFINAL versionです。

併せてFILANTE用のヘッドパーツも買いました。

ステム長も幅も完璧な一本です。

ポジションはかなり調整を重ね、概ね満足いく位置を見出しています。

こんな感じです。

かなり攻めた作りですが、とても面白い設計なので、いずれインプレッションを書きます。

アールがやたら小さく見えますが、これはこれでしっかり握れるので良いと思います。

せっかく塗ったROLLINGSTONE MANTAがもったいなく思えますが、レースで走るためのバイクなので、致し方なしです。

これは部屋に飾っておきます。

 

もう一つ、重要な変更点があります。

クランク長です。

MANTAハンドルを組んだ当時のクランクは、CYBREIの167.5mmクランクでした。

その1か月後にハンドルをAEROVERへ換装するのですが、

クランクが変わっていますが、

当時、試験的にFC-R9200 170mmを使っていました。

昔の長さに戻しました。

167.5mmを半年ほど使ってきましたが、登坂と加速の伸びの違いから、コレジャナイ感がずっと拭えませんでした。

そして久方ぶりに170mmへ戻したのですが、あら不思議。

数回乗っただけで、もう理想的なポジションが出せました。

「体が気持ちいいと感じられる動き方」をできる長さは、意外にも最初から使い続けてきた170mmだったということです。

ショートクランクは本当に使いこなし方にコツが要りますが、恐らくそれを正しく理解できている人は(私もですけど)とても少ないのでは?と思います。

 

そして、CORSA PRO SPEEDについて。

同じモデルを続投したつもりだったのですが、仕様が一部変わっています。

先に書いてしまうと、以下の点が変わっています。

  • サイドのタンカラーの色味
  • クリンチャー仕様の最大空気圧

こちらは、9月頭に購入した新品です。

こっちは去年買ったモデル。

アメサイドではあるのですが、色が全然違います。

2026年度モデルは明るいというか、白っぽさが出ています。

あとフォントのサイズや色なども変更されており、CORSA PROクリンチャーモデルのようなロゴに変更されています。

旧型の方が洗練されていたと思うのですけどね。

クリンチャー仕様の最大空気圧ですが、6.5barに落とされています。

こちらは外す前のCORSA PROですが、8.0barと書かれています。

TLRの空気圧は元々6.5barだったので、そちらに合わせた形になります。

この変更が何を意味するのかは想像の域を出ませんが、恐らく8barまで入れると、トレッド剥離を起こすのではないかと思っています。

写真の通り、このタイヤは去年から使用していたワイドリム用のCORSA PRO SPEED 29Cなのですが、実はもともと前後28Cで揃えていました。

ですが、去年のシマノ鈴鹿の日曜に前輪がトレッド剥離を起こし、ブースに駆け込んで、その場に展示されていた29Cに交換してもらったという経緯があります。

この期間、28Cタイヤを外で走らせたのは草津ナイトレースC2と、シマノ鈴鹿の土曜の2回のみです。

空気圧は5.2~5.6barほどで運用していましたが、何度も書いていますが、私はずっとこのタイヤをクリンチャーで運用しています。

TLRですとシーラントとの相性で剥離が起こる例があったらしいのですが、クリンチャー仕様での剥離は私が初めてだったらしく、担当者さんはそのまま28Cタイヤを持ち帰られました。

 

・・・と、個人的見解ですがその辺にも理由があるんじゃないかな?という妄想です(笑)

しかしながら、CORSA PRO SPEEDのパフォーマンスの高さは特筆ものなので、今年も使わせていただきます。

当時のインプレッションは下記にあります。


【筋トレをやる”本当の意味”】

本分析をきっかけとして、私はどれだけ忙しい日であっても、数分は筋トレの為に時間を割いています。

というか、習慣化したため特に考えもせず勝手にやっています(笑)

なぜ筋トレを続けているのか?

そもそも、なぜ辛いことを習慣として組み入れているのか?

強い体を手に入れるため?

絞れた身体にしてPWRを上げたいから?

確かにそれもあります。

結果としてそんな体が手に入ればよかったのですが、残念ながら私の体重は今時点で71キロと、5月時点で67キロだったところから逆に増えてしまっています(笑)

上りがべらぼうに遅くなってはいないので、相対的にパワーは増えているので、まあいいでしょう。

大事なのはそこではありません。

筋トレを行うことで、自分の中に強固なマインドを作っているのです。

「筋トレする」と聞くと、パッと浮かぶのは「キツイもの」という考えでしょう。

バーベルを何十キロも担いでベンチプレスをしたり、スクワットをしたりする光景を考え、それだけで尻込みする方もいるでしょう。

ですが、その「キツイもの」を避けた人生により辿り着いたのが今ある私自身である、という事実に気づきました。

そして、ふと思い出したのです。

現役時代、一番苦しいけど意識的に取り組んでいたのは、筋トレだったことに。

そしてその筋トレによる副産物として、マインドが安全側から挑戦側へ動いていた事に気づいたのです。

 

私は小さい時から、かなりの心配性です。

頭の中では「こうすればできるはず」という考えがまとまっていても「万が一こうなったら・・・」という、リスクヘッジを過度に考える癖がありました。

行動もしていないのだから何も起きないのに、「これをやったからこんな目に・・・」というのを頭で考えるだけ考えて、結局行動ができないという、負のロジックに陥ることが多かったのです。

自転車上のトレーニングをこなしていた大学一年目は特にその考えが根深くあり、レース中でも「今仕掛ければ勝てるかも!」と思っても、瞬時にその行動による辛さや脚の痛みのことを考え、結局集団内に埋もれて何もできずに終わることがとにかく多かったのです。

筋トレを始めた理由は別にあったのですが、結果として筋トレを始めた事で、気づけばスプリンターとして一番大事な「ここで仕掛ける」という決断を実際に行動に移せる勇気、度胸を身に付けるに至ったのです。

そして同時に、きついメニューをこなせるようになってきたことで「前回の自分はこのセットをこなせなかったが、今日の自分はできた」という、自分自身との闘いにも勝てるようになったのです。

そしてさらに「できる」という自信が付く。

もっとハイレベルなメニューや高負荷でセットをこなしにいく。

自分磨きは、どこまで行っても最後まで勝負する相手は「過去の自分」です。

過去の自分に負けたくないから、今日もやる。

そのマインドを、もう一度取り戻しに行くために、筋トレを再開したのです。

 

こうしたプラスのループを持ったことで、一つ気づいたことがあります。

社会人になってから挑んだシマノ鈴鹿の全部で欠如していたのは、攻めたいのに攻められない、守りに固執するマインドでした。

最後の最後に力を使いたいから、守りに徹している。

勝負を左右する動きも見送る。

前へ出ず、集団の後ろでぬくぬくする。

これらは全て、自分から勝利をもぎ取りに行っているのではなく、ただ「棚からぼたもち」を待っていただけに過ぎなかったのです。

現役で勝利を手にできていた時の私は、多少足を削ってでも逃げられそうな動きを封じに行き、心拍数など気にせず前へ上がり、掛かった瞬間から攣りかけの脚でスプリントして勝っていました。

ペダルを外すこともできないどころか、インナーローで回すこともできないくらいふくらはぎが痙攣したこともありました。

全てのスプリントを美化できはしませんが、スプリント勝負の世界に身を置いてきた経験から、確実に言えることがあります。

スプリンターとして最も重要なのは、然るべきタイミングで一心不乱にゴールに向かって全力を注げるか、これが全てです。

頭の中でごちゃごちゃと難しい頭脳戦を行うのは、位置取りまでで十分です。

「今が勝負に打って出る時!」と思ったら、脊髄反射的に身体が動けるくらいかどうかが、勝敗を左右すると思います。

たまたまタイミングが良かったから攻めたというのは、相当珍しい巡り合わせの結果です。

基本的には、自分から動いていかないと、チャンスはつかめないです。


【まとめ】

最後に、まとめ行きましょう!

今回のテーマは以下の通り。

【全部見せます】今年のシマノ鈴鹿の為にやってきたこと PART 2【初心忘るべからず】  でした。

そして、本稿の結論は

「悔いを残さない」ために、できる限りの全力を注ぎ切った

これですね^^

これで絶対勝てる、とは考えていません。

逃げられる人が1人でもいたら、その時は負けが濃厚です。

組み分け次第ですが、可能な限り勝てるよう全力を尽くしにいきます。

勝てなかったら・・・このままの脚質ではいけないので、来年度のために脚質改変を行うつもりです。

答え合わせは、また次回!

 

それでは今日も、ありがとうございました!

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