こんにちは、コウです^^
それでは今日も元気よくやっていきましょう!
本日のテーマはこちら。
【2025初戦】ウエパー杯2025けいはんなサイクルレース レースレポート
こういうテーマでやっていこうと思います^^
去る4/20。
京都府は精華町で開催される「U-spirit ウエパー杯2025けいはんなサイクルレース」に参加してきました!
本当は参加するつもりはなかったのですが、元々シーズンインの大会として考えていた3月の「堺浜クリテリウム」に参加できなかったため、急遽入れる事にしました。
3月の堺浜クリテリウム・・・そう、去年参加したのと同じ大会です。
実力の伸び具合を確かめようと思ったのですが叶わず、こちらの大会をチョイスしたわけです。
ちなみに堺浜クリテリウムもそうでしたが、初参加です。
どんな大会なのか、どんな結果だったのか、そのレポートをお届けします^^
【参加カテゴリー:C3】
参加したのは、C3。
本当はC2に出たかったのですが、私情につき出走が一番最後であるC3にしました。
【結果は?】
まず、リザルトですね。
8位/45人
でした。
下見込みで1回しか走ったことの無いコースだったので、初見でこの結果については特に悪くないかな?と思っています^^
【スタート前にやったこと】
今回スタート前にやったことは以下の通り。
内容自体はいつもと変化ありません。
- 試走を念入りに行う
- ウォーミングアップを念入りに行う
- サプリメントを事前に補給する
- アップオイルをしっかり塗り込む
順番に見ていきましょう^^
試走を念入りに行う
初めて走るコースならば、必ず試走は念入りに行った方が良いです。
何度も参加しているシマノ鈴鹿ロードレースでも、私は試走で3周くらい走り込みます。
今回は試走時間が15分しかなかったので、2周で切り上げました。
試走は路面状態、コースプロファイルに応じた体の適応性、機材の最終チェックなどなど、色んな箇所の最終チェックという意味合いがあります。
レース前のウォーミングアップにもなるので、試走は侮れませんよ^^
今回のコースは、オール公道で行われます。
なのでアスファルトの舗装具合や割れなども入念に確認する必要があります。
今回は前日に下見に行ったのですが、道路工事を行っていた関係でアスファルトの一部が盛り上がっていました。
特にコーナーに入る手前がボコボコしていたので、位置取りの最中に路面からの突き上げがあると集中が乱れることもあります。
ウォーミングアップを念入りに行う
今回の実走アップの内容は以下の通り。
- 1周目 ペースが上がりやすそうな箇所で高強度
- 2周目 別のレースで仲良くなった方と流し
今までの経験上、心拍数170を超えてくれば良い感じに温まってきます^^
サプリメントを事前に補給する
レースを走る前は、サプリメントを摂るようにしています。
その理由は以下の通り。
- パフォーマンスの最大化
- 筋肉の攣り防止
パフォーマンスの最大化は、なんとなく皆さんもご理解いただけるかと思います。
そして、筋肉の攣りを防ぐ目的でも、サプリメントの摂取は効果的です^^
筋肉って不思議なもので、一度攣ってしまうと、そのシーズン中何度も同じ部位を攣る事が多々あります。
その原因は、常に一部の筋肉にばかり負担をかけているなどが挙げられます。
そうなれば対策すれば良いだけなのですが、問題は、攣ってしまうところまでいくと既に筋肉には相当な負荷がかかっているという事です。
特にレース中の筋肉の攣りは、心理的な負担も大きいと思います。
私は2023年のシマノ鈴鹿ロードレースで、実際に脚攣りを経験しています。
最終周回のデグナー辺りで攣ったので、無理すれば完走できるからと、私はそのまま走り続けました。
そしてその脚で、別種目も走り切りました。
その結果、どうなったと思います?
1週間まともに歩けなくなりました。
よちよち歩きか、超歩幅を狭くして、ようやく歩けるってくらいには痛みが続きまして…(笑)
シマノ鈴鹿から2週間近く経って、ようやく再び自転車に乗ったり、ジムに行ける程度に回復しました。
しかしながら、本当に全ての動作が緩慢になり、動くこと自体が億劫になるほど辛い時期でした…。
ですので、もうそのような経験をしたくないため、レース前は特に脚攣り防止につながるサプリを摂取する様にしています^^
今回持って行ったものは以下の通り。
- NOx系サプリ
- クレアチン
これをレース前に飲んでいました。
アップオイルをしっかり塗り込む
先のサプリメントのお話と近いですが、これもパフォーマンスの最大化のために行います。
私自身が感じている、アップオイルの塗り込みによる効果は以下の通り。
- 筋肉のしなやかさを少しでも上げる
- レース中の疲労感を感じにくくする
特に筋肉のしなやかさは重要です。
ガチガチに固まった状態よりも、バネのようにしなやかに動ける状態の方が、筋肉は力を発揮しやすいです。
スプリントにおいても、全身に力を込めて固めるより、身体全体をバネのように動かせる方が速かったりします。
【今回の目標】
今回のレースで目標としたことは以下の通り。
- 安全に走り切る
です。
なんか他のレースより消極的じゃない?
と思われた方、その通りです。
今回この大会を走るにあたって、特に懸念していたのが「落車」です。
「マリオカート」と揶揄されるくらい変な落車が多いらしい・・・。
それに加え、過去のレース動画を見返した限り、インからアウトへ膨らみまくる選手が結構多いですね。
そのため、基本的にイン側に陣取らないとかなりコーナリングの危険度が増すだろうと考えていました。
走り方を間違えると、吹っ飛んできた選手の対応をしきれない可能性もあります。
という事で、初戦からいきなり怪我したくない!ということで、安全第一だけ考えて走る事にしました。
それでは、レースレポートです。
【C3 レポート】
ぶっちゃけかなり楽なレースだったので、表彰台争いを逃してしまったのが本当に悔やまれます・・・。
まあその詳細は後ほど。
試走した時点では、アスファルトの盛り上がりによるコーナリング姿勢のコントロールは特に不安は無し。
ホームとバックを繋ぐ短いストレートで詰まると予想し、前の方にい続けることを決めて、スタートラインに向かいました。
開始予定時間は11:25。
11:10に行ったら、既にほとんど並んでいて最後尾でした・・・(笑)
11:33にスタート。
ローリングなんでこの間にいくつかポジションを上げていきます。
去年のヴェロフェスタと同じノリですね。
バックに入ってしばらくしたら、リアルスタート。
バックが緩い向かい風なので、40キロ程度とあまりペースが上がりません。
隙間を縫いながらもっと前へ行こうと思って上がると、そのまま先頭に追い付きました。
西側の短い上り区間をクリアし、ホームストレートへ。
ここから道幅が広くなるので、みんな広がる広がる。
幸い下り坂&追い風なので、安全に並走するため集団から少しずれた位置を走ります。
たまにバックで緩んだところでアタックが散発したり、ちょろっと逃げができたりしましたが基本的に 全部吸収されて振り出しに戻る の繰り返しです。
吸収されたらまた緩むので、結構休めました。
それに去年の同じ時期とは比べ物にならないくらい脚が良く回ったので、トレーニングになると思って上りで自ら集団を引き延ばしに行ったり、集団先頭で鬼引きしてみたり、普段あまりやらないことをやっていました。
ただ、それが後々牙をむくことに・・・。
6周目くらいで、1コーナーで落車発生。
アウトにいた選手が外に吹っ飛んで、何人か巻き込まれたようです。
自分はイン側にいたので落車の影響は全く受けませんでしたが、その前で少し問題発生。
元々コーナー進入前は前を走っている選手は5、6人ほどしかいませんでしたが、私の直前にいた選手が落車を気にしてかブレーキかけたため、追突しそうになったんで回避のためブレーキをかけてしまいました。
そこで結構ポジションを下げてしまいました。
ちなみに同一周回の2コーナーでも、誰かがアウト側の縁石まで行ってしまったようです。
ここまで落車なくて素晴らしいなと思ってたのに・・・。
それはともかくとして、そこからの再加速で、少し違和感。
脚が重くなってきてる・・・。
上りを前で引くとか、ダンシングでゴリゴリ走るとか、トルクに頼る走りを繰り返していたので、その疲れが顔を出してきたようです。
まずい、温存しないと。
ですが集団はゴールに向けて少しずつペースアップするので、あまり休めません。
ホームも平気で55キロ以上で走っていきますしね、なかなかこんなペースで展開する草レースもないですよ。
残り2周辺りから前半のツケが来て死にそうになりながらもなんとか食らい付いていき、迎えたラスト1周。
バックで、1人アタック。
乗るか?乗らないか?
さっきまでの感じなら、ホームで追いつけると思う・・・。
見送って脚貯めておこう・・・。
ここが分岐点でした。
西側の上りを越えても、前は捕まらない。
行かれたか・・・。
私自身はそれどころか、前半と打って変わって短い坂すら上り切れるパワーをすんなり出せない。
ダンシングで必死こいてもがき、その勢いのまま最終コーナーを抜けていきます。
トップとは4秒差くらいか。
座ってもがくしかできないですが、可能な限り全力で踏みまくってゴールへ。
が、最後1人差されてしまい、8位ゴールでした。
下りと追い風も相まって、最後65キロ出ていたようです。
そんな風には感じなかったけど・・・。
以上、特に中身の無いレースレポートでした。
【機材情報】
今回のレースを走り抜いた機材をメモします。
- フレーム:S-WORKS TARMAC SL6 RIM 52サイズ
- ホイール:ROVAL RAPIDE CLX50
- タイヤ:Panaracer AGILEST FAST 25C/28C 5.5bar/5.2bar
- ハンドル:ONE by ESU J-CARBON SuperAgree 390
- ステム:DEDA PISTA 110mm
- サドル:PROLOGO DIMENSION CPC 143
- メインコンポ:シマノ R9100 167.5mm
- ギア関係:R9100 52-36T、RED 11-28T
- ペダル:シマノ PD-R8000 +4mm
- シューズ:SPECIALIZED
- クリート:シマノ 赤
- ヘルメット:MET TRENTA
【まとめ】
最後に、まとめ行きましょう!
今回のテーマは以下の通り。
【2025初戦】ウエパー杯2025けいはんなサイクルレース レースレポート でした。
そして、本稿の結論は
スプリンターは脚貯めろ!
これですね^^
今回の敗因は、調子に乗っていらんところで踏みすぎたことです。
去年の堺浜クリテリウムと比べると格段にペースは速かったです。
アベレージでいうとC1並みのペースで、C2より2キロ以上の差をつけて速かった。
距離は堺浜より1.5倍長めの距離。
そんな環境だったのですが、去年の自分と比べると遥かに自由に走り回れる!と思って、テンションが上がりすぎてしまいました(笑)
スプリンターたるもの、最後の局面を迎えるまで、冷静に、淡々と集団で息を潜めておくのが吉です。
しかしながら、どうにもアドレナリンを抑えきれず、動きすぎてしまいました。
結果、最後のアタックを見送るしかできず、敗北です。
勝負勘は戻ってきていました。
ラストのアタックがかかった時、ここが重要局面!となんとなく勘が働いたのですが、その通りになりました。
そこに身体が付いていくかどうか、は別問題でしたけどね・・・。
ちなみにヴェロフェスタの後記にて、上りを鍛えるみたいなことを書きました。
その一環として、何回か前に「自転車通勤します」的な記事を挙げたのですが、あれから実際に自転車通勤しております。
まあ毎日はきつすぎるので、まず慣らしとして週2回ですけどね(笑)
でも往復で600m、2回でも1200mアップしているので、少しずつ上りに慣れつつあります。
SFR、SIT、上りスプリントなどなど、色んなトレーニングを考えてやっているので、上りのペダリングもちょっとずつ慣れてきています。
けいはんなサイクルレースは上るって程上りませんが、上りインターバルが以前より普通にこなせるようになったのは、自転車通勤のおかげだと思っています。
これは今後も続けようと思います。
あわよくば回数を増やしたいですね。
最後に、ちょっと惜しいことをしたかなと思ったのが、バイクのポジションです。
かつてS5に乗っていた頃のポジションから比べると、
- クランクは短く(-2.5mm)
- ハンドル/ステムリーチは短く(-20mm)
- サドルは低く後ろへ(-10mm、10mmバック)
と、かなり後ろ乗りかつ余裕のある乗り方に変えたのです。
その方向性自体は悪くないことが今回分かったのですが、問題はクランク長とステム長。
今回、167.5mmで挑みました。
若干とは言え物理的にクランク長が短い分脚は回るんですが、西側の上りや最後のスプリントのように、もう少しトルクを補いたいときに167.5mmだと稼働域を広げたくても制限が出ているように感じたのは事実です。
今色々試していますが、結局私には170mmがベストなのかもしれません。
この辺のお話は、クランク長の記事の後編にまとめます。
次にステム。
上りのために余裕あるポジションにし過ぎて、スプリントで体を前へ突っ込めませんでした。
あとSTIをかち上げすぎて、上半身が起きて、これも上りダンシングでの加速の伸びにくさに繋がっています。
上半身は起きすぎても、寝すぎても良くないですね。
適切なポジション探しが必要です。
以上、参考になると嬉しいです^^
それでは今日も、ありがとうございました!