【1-1話-中編】バイクの剛性は全体のバランスで決める【機材編】

こんにちは、コウです^^

それでは今日も元気よくやっていきましょう!

本日のテーマはこちら。

 

【1-1話-中編】バイクの剛性は全体のバランスで決める【機材編】

 

こういうテーマでやっていこうと思います^^

 

記念すべき第一回目のネタは、「機材編」からお届けします。

個人的に書きやすいネタである、という事もあります(笑)

ただ、かなり長くなってしまったので、前編、中編、後編の三本立てでお送りします。

分割するのは好きではないのですが、あまりに読みづらいので分けようと思います。

今回は「中編」です^^

前編はこちらから↓

後編はこちらから↓

 

今回は、誰しもが一回は目にする「剛性」についてのお話です。

と言っても、「硬ければ速くなる」「柔らかいと反応が鈍る」みたいなありふれた内容ではありません。

 

先に結論からお伝えしましょう。

剛性はバイク全体、ライダーの装備も含めて考える。必要とあらば剛性を落とす事も考えよう

これですね^^

そして今回は、前回お伝えしました「剛性を調整するパーツ」の具体例についてお話します!

ぜひ参考にして見て下さい^^

 


【剛性を調整できるパーツは「5つ」ある

私が昨年のシマノ鈴鹿ロードレースに出場した際に使ったバイク、「SCOTT FOIL20」

三代目が出たFOILシリーズですが、名前と共に現存するエアロロードバイクの中では最も息の長いモデルに入ります。

今のところ出場したシマノ鈴鹿は全てこの車輛で出ています。

 

昔は手組のカーボンチューブラーホイールで走っていましたが、昨年に限りZIPP 404で出場しました。

これがまた色々考えさせられる事になるのですが、それは一旦置いておきます。

 

ロードバイクも自動車やオートバイと同様、点数は少ないながらも立派なパーツの集合体です。

中でもバイク全体の剛性を占める大きなパーツは、以下の通り大別されます。

  • フレーム
  • ホイール
  • タイヤ
  • コンポーネント

こんなところですね。

タイヤはしなやかさや転がり抵抗が最近のトレンドですが、空気圧で剛性感もコントロールできます。

ここから詳細に見ていくわけですが、注目ポイントをざっと一覧にしてみます。

  • フレーム
  • フロントフォーク
  • リム
  • ハブ
  • スポーク
  • タイヤ
  • クランク
  • チェーンリング
  • チェーン
  • リアディレイラー
  • BB
  • ペダル
  • シューズ
  • インソール

赤色が追記した項目です。

クランク以降なんか殆どコンポーネントを分解したようなものですが(笑)

 

この中で、剛性調整が可能なパーツは以下の通り。

  1. クランク
  2. チェーン
  3. BB
  4. ペダル 
  5. シューズ

主に足に近いパーツが入ってくる形になります。

順番に見ていきましょう^^

★マークで、優先度の3段階評価も付けてみました。

参考にして見て下さい!

クランク (優先度:★★★)

クランクの剛性はてきめんに効きます。

シマノクランクだけでも色々使ってきているのですが、下はTIAGRA、上はDURA-ACEまで。

サードパーティーでROTOR 3D24。

色々使ってきましたが、使い込むほどに感じるのが、クランクの剛性アップは足にダイレクトに来ます。

特に昔使っていたFC-R9100、サードパーティですが「ROTOR 3D24」は凄く硬く、トルク重視で踏むとすぐ弾かれる程の剛性たっぷり具合でした。

重量増加、変速性能の僅かな低下、質感の僅かな低下が許せるのであれば、クランクのダウングレードは検討に値します。

 

個人的にはシマノ105でも全然問題ないと思っています。

これで大会を何度も走っていますが、足元が柔らかいと感じた事は一度もありません^^

なんならチェーンリングのみアップグレードするのも方法の一つです。

 

ちなみに今はBMC TMR01にMAGENE PES-P505、SCOTT FOILにシマノ FC-R8000を使用中です^^

MAGENEのクランクは扱いきれる硬さで、FC-R8000と遜色無いレベルです。

踏み込んでも嫌な感触は無く、重宝しています^^

チェーン (優先度:★☆☆)

人によってはちょっと体感しづらいですが、チェーンも剛性調整が効くパーツです。

但し、先に述べておきますが硬さを優先した結果犠牲になる部分もありますので、良くご理解の上ご使用ください。

 

ロードバイクに乗り出して以来、チェーンはシマノとKMCのどちらかしか使っていません。

競技を本格的に始めてからは、私はずっと「KMC Xシリーズ」を使用しています。

その中で感じる事は以下の通り。

  • KMCチェーンはダイレクト感が高い

これですね^^

コンポの基本はシマノですが、チェーンのみKMCを愛用し続けている理由はここにあります。

フィーリングの範疇を出ないため、実際に勝って体験してもらうのが一番なのですが、

①ペダルを踏みこむ → ②クランクがチェーンを引っ張る → ③チェーンがスプロケット、ハブを介しリアホイールを回す → ④タイヤが路面を蹴る → ⑤バイクが進む

この流れが、KMCチェーンを使うと①から⑤への伝達が素早いのです。

シマノチェーンでも勿論ダイレクト感はありますが、薄いクッションがあるような感触なのです。

溜め?伸び?と表現すれば宜しいでしょうか?

 

私が良く選ぶのは、「TiNメッキ+Niメッキ」が施されたゴールドのXシリーズです^^

こちらの方が、シルバーバージョンよりも硬いのです。

ですので、チェーン単体の剛性感を示すと、以下のようになります。

  • KMC X(ゴールド) > KMC X(シルバー) > シマノ

 

 

ではここからは、冒頭で書いた「硬さを優先した結果犠牲になる部分」についてお話します。

剛性調整以外のお話になりますので、読み飛ばしたい方は次項へどうぞ。

 

ぶっちゃけますと、大多数の方には「シマノチェーン」が良いと思っております。

その理由は以下の通り。

  1. KMCチェーンは変速がシマノ程なめらかでは無い
  2. 「TiN」メッキ(ゴールド)がギア(チェーンリング、スプロケット)の摩耗を早めてしまう
  3. そもそもTiNがオープンな環境ではあまり有効な働きをしない

特にゴールド仕様のXシリーズを使用中の方は要注意です。

 

私のことですね(笑)

特に重要なのが2番『「TiN」メッキ(ゴールド)がギア(チェーンリング、スプロケット)の摩耗を早めてしまう』です。

駆動系は金属同士が触れ合う部分であり、ここには基本的に耐久性、耐摩耗性が高いスチールが使用されます。

ですが、素材のまま使っていたら汗一滴、水一滴でサビッサビになってしまいます。

その為、これらパーツには防錆、耐摩耗性向上のためにメッキ処理が施されます。

シマノのカセットスプロケットを例に挙げますと、採用されるコーティングは「ニッケルメッキ」が多いようです。

チェーンについても、DURA-ACEグレードで「亜鉛ニッケルメッキ」という少し上等なメッキ処理が施されます。

で、KMCが施している「TiN」メッキとは、要はチタンコーティングの一種です

チタン(Ti)と窒素(N)を混ぜ混ぜした結果、TiNになります^^

 

金メッキみたいな色をしています。

これは家にあるカッターナイフの刃です。

こういうところにも使われるくらいメジャーなコーティングなわけです^^

何も特別なコーティングってわけではございません。

 

これらのコーティングには「どのくらいの硬さを示すのか」を測定する方法がありまして、その測定方法によって「このメッキの硬さは、この測定方法だとこのくらいだ!」と説明されます。

ビッカース硬度、ロックウェル硬度など4種類があるのですが、ここでは端折ります。

仕事柄、ロックウェルのCスケール硬度(HRC表記)の方が馴染みがあるので、その数値で比較してみます。

ニッケルメッキにも色々種類がありますが、普通のニッケルメッキですと、HRC40~48に収まります。

これがTiNになると最大でHRC80以上、2倍前後の差が出てきます。

こんなに開きあると、ニッケルメッキ側の材料なんてゴリゴリ削られてしまいます。

どっちが削られるかって、スプロケットとチェーンリング側です。

チェーン自体が長持ちしても、その代償として他のパーツが削れてしまうのが問題なのです。

よく「洗浄していない、或いはオイル切れのチェーンで走り続けると摩耗が進む」と言いますが、どれだけ洗ってオイルで満たしてあげても、物自体がカッチカチだったら普通に摩耗します。

ランニングコスト上昇の温床だったりします。

しかもKMC Xシリーズのゴールド自体も高価です。

長くパーツと付き合いたい方にとっては、あまりお勧めできないパーツです。

BB (優先度:★★☆)

これはプレスフィットBBのユーザー様には関係するお話です。

 

汚いBB裏ですいません^^;

BBっていうと、クランクを取り付けるためのパーツですね^^

私の持っているバイク(SCOTT FOIL、BMC TMR01、KOGA KIMERA)は全て「BB86」という規格を採用しています。

シマノが唯一パーツを展開しているプレスフィットBB規格です。

 

昨今、左右のベアリングを物理的に締結する「スレッドフィットBB」なる物がたくさん出ています。

これまでのプレスフィットBBの問題点、構造を理解すれば、スレッドフィットBBが理にかなっているのは自明です。

私はTOKENのスレッドフィットBBシリーズを愛用しています。

 

ではもう一歩踏み込んで、BB自体の素材に注目してみたいと思います^^

SCOTT FOILには、アルミスリーブの「BB841T-41」を使用しています。

一方でBMC TMR01には樹脂スリーブの「BB4124PS」を使用しています。

 

こうした使い分けをしている理由は、両者のBB周りの剛性の違いにあります。

FOILよりもTMR01の方が遥かに硬いのです。

そのため、BBとしてのクランク回転を妨げないようにしつつ、トルクをかけた際に少しでもクッション的な感覚を持たせるために、樹脂スリーブのスレッドフィットBBを使用しています^^

その変化はごく僅かですが、薄い板一枚が間に挟まってクッション的な役割をしている感覚があります。

 

素材が違ってくると

アルミではなく樹脂で良いのか?

という疑問が出てきますが、そもそもシマノのBBも樹脂カップで受けています。

それにベアリングが独立した形のBBです。

それよりもスレッドフィットであるこちらの方が左右の位置精度は決まりやすいですし、クランクシャフトに嫌なダメージが入りにくいです。

 

パークツールより

但し、BB取り付けについて一点気を付けて頂きたい事があります。

スリーブにタップを立てるという事は、タップの精度がBBの精度に直結します。

タップ精度が甘いBBを使用すると、ベアリング部分が斜めに圧入される事が想定されます。

そうなると左右ベアリングとクランクシャフトの荷重の偏りによって偏摩耗が生じたり、最悪の場合取付時点でBBかフレームのどちらかが割れる可能性があります。

この手の精度を要求される製品に関しては怪しげなメーカーをチョイスしない事は大前提ですが、取り付ける際も、BBシェルとBBとの垂直には細心の注意を払う事です。

まずは手で入れて、手で締めてみるのが重要です。

 

 

昔からあるスレッド式BBだって、BBシェルのタップ上に塗装が乗っていたら精度が出ないって事で、タッピングする工具が専用で有ったりします。

そのくらいBBのセンターを確実に出すのって難しいのです。

そういう意味では、個人的にはスレッド式BBへの回帰が最も良いと考えています。

ペダル (優先度:★★☆)

 

ペダルはクランクの次に分かりやすく、剛性感に効いてくるパーツです。

写真はFOILに取り付けているPD-5700です。

カーボンコンポジットの5700-Cではなく、敢えて金属ボディのペダルを取り寄せました。

ちなみにTMR01にはPD-R8000 +4mm、R8000シリーズの軸延長ペダルを使用しています^^

軸を伸ばしている理由については、これも別の記事にて書きます。

 

さて、先ほどちらっと紹介しましたが、ペダルも剛性感を調整するにはうってつけのパーツです^^

現在ペダルを作っているのはシマノ、LOOK、TIME、スピードプレイの4社です。

私の見解としては、同じメーカー間での剛性感の差は大きくなく、どちらかといえばメーカーを変えた方が変化が分かりやすいと思っています。

TIME以外全てのメーカーを使ってきましたので、まずメーカー間の剛性の差を簡単に示してみます。

並びは 剛性高 → 剛性低 です。

シマノ > LOOK > スピードプレイ

こうなります。

当時感じた印象を簡単にまとめます。

 

まずシマノ。

シマノは9000世代からほぼ全てのグレードがコンポジットボディになりました。

R9100世代と9000世代のミックスになっちゃいますが全部使用した限り、105~DURA-ACE間の剛性の差は少ないです。

105はR7000ペダルを使用しましたが、十分硬いです。

アルテグラやDURA-ACEをわざわざ選ぶ理由はそう無いかな、という印象です。

 

但し、金属ボディは別です。

PD-5700はPD-R8000のコンポジットボディよりも遥かに硬く、路面の微振動なども余すことなく伝えてきます^^;

綺麗な路面なら頼りがいのあるペダルなのですが、公道だと結構硬く感じます。

金属ボディのデュラペダルと言えばPD-7810が最後ですが、こんなものを使ったら足が悲鳴を上げるんじゃないかと思い、ビビッて105にしたという経緯があります。

FIOILだからなんとかなっている、というのもあります^^;

そのくらい金属ボディとコンポジットボディの差は大きいです。

 

 

続いてLOOK。

KEOブレードカーボンとKEO2MAXの二本立てです。

LOOKペダルはシマノペダルよりも、何と言いますか全体的にダイレクト感が薄いと感じました。

クロモリシャフトモデルを使用しており、ちっともぐにゃぐにゃではありません。

が、不思議と硬い物を踏んでいる感が無いのです。

強いて言えば、トップモデルのKEOブレードカーボンがアルテグラよりわずかに下かな?程度の差なのです。

元々ビンディングペダルというとLOOKが初出なので、流石先発メーカーは作り方が何か違うのかなと思う次第です。

踏み面の横幅もシマノより広く、それでいて硬さを感じない。

レース一発で見れば非常に優れたペダルだと思います。

ただトレーニングってなると信号待ちなどでよく足を着いちゃうので、そこを考慮してクリートの耐久性が高いシマノを私は使っています^^

クリートが改善されればLOOKもありだなと、私は思っています。

 

 

最後にスピードプレイ。

スピードプレイは踏み面積は広いのですが、ペダルの幅自体が小さく、クリートとのクリアランスが大きいのでどうしても安定感に欠けます。

ピンポイントで力を乗せられるスキルの持ち主であれば最高のペダルです。

また、クロモリシャフトでも全く硬くなく、私レベルの脚力でも少し撓んでいると感じるレベルで柔らかいです。

それを補うかのように低いスタックハイトが魅力なペダルなわけですが、あまり恩恵を受けていないというのが私の所感です。

 

という事で、以上をまとめます。

剛性感に大きな差は無いので、足裏への負担を考えるとLOOK、足裏へも適度な硬さが欲しいならシマノ、分かりやすい撓みが欲しいならスピードプレイ、という印象です。

今のペダルはほとんどがコンポジットボディなので、お好きなものを選んでいただければ良いと思います。

シューズ (優先度:★★★)

 

剛性調整が最も容易なのが、シューズです。

金属やカーボンといった「普通に扱っていたら撓みもしないパーツ」の集合体が自転車ですが、その中で唯一、目で見えるレベルの撓みが許容されているパーツです。

シューズの交換はクランク以上に効く実感があります。

私は2019年から2年弱の間、シマノシューズを履いていた時期があります。

その期間の中で、エントリークラスの「RC5」を常用していた時期がありました。

RC5は、2020年当時のシマノシューズのレーシングラインRCシリーズの末弟に位置付けられたシューズです。

ナイロンソール、BOA L6ダイヤル(締め込みは細かいけど、リリースは全開放しかできない)とコスト相応の作りでしたが、私的には当時のシマノシューズの中では非常に良く出来たシューズだったと記憶しています。

特に良かったと感じたポイントは以下の通り。

  • 走行中の振動が激減した
  • スプリントの到達速度への影響は小さい

もちろん搭載される技術面ではRC9に劣りますが、足指の自由度の高さ、横幅、踵のホールドの強さ。

ぶっちゃけますと、どれもRC9より良かったです^^

何より「柔らかいソールの方が長い時間トルクをかけ続けられる」という新機軸を打ち立ててくれました。

とはいえ、流石にハイペース走行になるとソール剛性の低さが浮き彫りになりまして、結局手放してしまいました。

当然トラック競技みたいに低回転から一気に高回転まで持っていく走りには向きませんが、逆にある程度回転が上がった状態からのダッシュ、スプリントでは好感触でした。

この「ある程度回転が上がった状態」、まさにロードレースのスプリントですね^^

以来、シューズのグレードに惑わされないで、食わず嫌いにならず、色々気になったものは履いてみようと思うようになりました。

 

ちなみに、元プロレーサー「辻義光さん」も、ナイロンソールのシューズでずっと走られていたそうです。

こういうのは大変参考になりますね^^

 

では、ソール剛性を落としたシューズを選ぶとして、押さえておくべきポイントが2点あります。

  • ソール剛性を落としすぎない事
  • フィット感を落とさない事

フィット感についてはこちら【足元をしっかり固めよう】自分に合うシューズを選ぶための”軸”について考えるの記事を参照ください。

 

ソール剛性についてですが、目安は「高負荷をかけた時だけしなり、普通に走る分にはハイエンドシューズと遜色ない剛性感であること」です。

ただ、実際の剛性についてはメーカー間で違いが歴然としている為、一概に「このグレードがお勧め!」と言い難いところがあります。

何故かというと、各メーカーが謳う「ソール剛性指数」と、実際の撓み量のデータが線形的でない事があるからです。

どういうことか?

シマノシューズを例にとってみます。

 

例えば、私も一時期履いていました「シマノ RC9」

剛性指数は12です。

先ほどの「シマノ RC5」。

剛性指数は8です。

 

こんな実験を想定してください。

シューズをクリート位置で固定し、ソールの踵部分に10kgの力をかけて、下方向に撓ませたとします。

この時RC5が踵部分で「3ミリ」撓んだとします。(RC5は実際このくらい撓みます)

で、剛性指数が12のRC9で同じテストをやるとします。

この時、剛性指数が線形的、つまり増えた数字分だけ比例して硬くなっているならば、剛性指数で言えば8から12で1.5倍、RC9は硬いわけです。

という事は、撓み量は3から2ミリに減少するはずです。

ですが、リアルなRC9ってそんな簡単に2ミリも撓みませんよね?

手で持って思いっきりしならせても1ミリがようやくって感じではないでしょうか^^;

めちゃくちゃ簡単に書きましたが、剛性指数が線形的でないとはこういう事です。

要するに、メーカーの言う剛性指数は比例関係にあるかと思いきや、二次関数みたいに数値が上がるほど急激に上がる可能性がある、という事です。

これ、メーカーによってはlog、逆関数みたいに「低い剛性指数では剛性の変化が大きく、大きな剛性指数だとそんなに変化無し」という可能性もあります。

ですので、剛性指数を充てにして変にエントリーモデルを買っちゃうと、想像以上に撓んで走り辛くなるということもあり得ます。

結局のところ、実際に手に取って、履いてみるしかありません。

フィット感を調べたければ履くしか無いですしね。

 

これに倣い、実は隠し持っていたシューズがあるのですが、

 

最近のお気に入り「SUPACAZ SUAVE LACE」です^^

特別な装備は何もないのにやたら重い以外は非常に良いシューズです!

近々インプレッションを書きます。

 

ちなみに実はもう一足隠し持っているのですが…それはいずれどこかで登場します。


【まとめ】

最後に、まとめ行きましょう!

今回のテーマは以下の通り。

【1-1話-中編】バイクの剛性は全体のバランスで決める【機材編】  でした。

そして、本稿の結論は

  • 剛性は調整できる(5つピックアップしました)

これですね^^

次回はいよいよ本稿の最終編に入っていきます。

最後は全体のまとめと、フレームなどの大物パーツを挙げなかった理由などについて書いていきます。

 

それでは今日も、ありがとうございました!

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