こんにちは、コウです^^
それでは今日も元気よくやっていきましょう!
本日のテーマはこちら。
【2024第4戦】キナンAACA レースレポート【1-4】
こういうテーマでやっていこうと思います^^
前回出場した「東近江クリテリウム」から早1ヶ月。
いよいよシマノ鈴鹿に向けての調整が入る時期です。
そんなタイミングで出場したのが、5月にも出場した「キナンAACA」です^^
5月の大会の記事がこちら。
今回もキナンAACAのレポートをお届けします^^
という事で、今回も結果だけでなく準備でやった事、過程、今後の課題なども色々書き連ねました。
AACAヘの出場をご検討の方、ぜひ参考にしてみて下さい!
【参加カテゴリー:1-4】
参加したのは、エントリー級の「1-4」。
日焼け対策のため、走行時間が短いカテゴリーばかりを走っています。
その理由は前回の東近江クリテリウムの記事でも書いています。
【結果は?】
まず、リザルトですね。
2位/46人
でした。
今回はスプリントに持ち込めれば勝てました。
が、最終周回のバックストレートで一人逃げられてしまいました。
最終コーナーまでに背後に付ければ良かったのですが、捲りが足らず、あと一歩及びませんでした。
ただ、前回のAACAとは全く疲労度が異なり、かなり良い動きが出来るようになってきました^^
それも含めて振り返ってみると、シマノ鈴鹿前にこの調子なら結構良さげと思えるような内容だったので、これからそれを記します^^
【スタート前にやったこと】
今回スタート前にやったことは以下の通り。
内容自体はいつもと変化ありません。
- 早めに現地入りする
- 試走を念入りに行う
- ウォーミングアップを念入りに行う
- サプリメントを事前に補給する
- アップオイルをしっかり塗り込む
- 日焼け対策する
- 暑さ対策する
順番に見ていきましょう^^
早めに現地入りする
会場入りですが、朝8時には着いていました。
1-4が10時30分スタートだったので、2時間半前に現地入りしています。
早めに着いていればその分他のレースを観戦し、雰囲気を確認できるのが良いです^^
到着してバタバタ準備し、行きつく間もなくレーススタート・・・という流れは、スケジュール管理としては最悪です。
余裕を持った時間管理が、最終的にレース中の精神的な余裕にも繋がりますので、早めに現地入りする事をお勧めします^^
試走を念入りに行う
初めて走るコースならば、必ず試走は念入りに行った方が良いです。
何度も参加しているシマノ鈴鹿ロードレースでも、私は試走で3周くらい走り込みます。
路面状態、コースプロファイルに応じた体の適応性、機材の最終チェックなどなど、色んな箇所の最終チェックという意味合いがあります。
レース前のウォーミングアップにもなるので、試走は侮れませんよ^^
今回は試走入りが少し遅かったため、コースを2周して終えています。
ウォーミングアップを念入りに行う
今回は、実走でウォーミングアップです。
いつものローラーアップは暑さの中できるものではないため、実走もがきを繰り返してのアップになります。
内容としては
- ハイケイデンスダッシュ20-40sec 4本
- スプリント6-54sec 2本
これだけです。
15分ほどのアップです。
心拍数170を超えてくれば、良い感じです^^
サプリメントを事前に補給する
レースを走る前は、サプリメントを摂るようにしています。
その理由は以下の通り。
- パフォーマンスの最大化
- 筋肉の攣り防止
パフォーマンスの最大化は、なんとなく皆さんもご理解いただけるかと思います。
そして、筋肉の攣りを防ぐ目的でも、サプリメントの摂取は効果的です^^
筋肉って不思議なもので、一度攣ってしまうと、そのシーズン中何度も同じ部位を攣る事が多々あります。
その原因は、常に一部の筋肉にばかり負担をかけているなどが挙げられます。
そうなれば対策すれば良いだけなのですが、問題は、攣ってしまうところまでいくと既に筋肉には相当な負荷がかかっているという事です。
特にレース中の筋肉の攣りは、心理的な負担も大きいと思います。
私は昨年のシマノ鈴鹿ロードレースで、実際に脚攣りを経験しています。
最終周回のデグナー辺りで攣ったので、無理すれば完走できるからと、私はそのまま走り続けました。
そしてその脚で、別種目も走り切りました。
その結果、どうなったと思います?
1週間まともに歩けなくなりました。
よちよち歩きか、超歩幅を狭くして、ようやく歩けるってくらいには痛みが続きまして…(笑)
シマノ鈴鹿から2週間近く経って、ようやく再び自転車に乗ったり、ジムに行ける程度に回復しました。
しかしながら、本当に全ての動作が緩慢になり、動くこと自体が億劫になるほど辛い時期でした…。
ですので、もうそのような経験をしたくないため、レース前は特に脚攣り防止につながるサプリを摂取する様にしています^^
アップオイルをしっかり塗り込む
先のサプリメントのお話と近いですが、これもパフォーマンスの最大化のために行います。
私自身が感じている、アップオイルの塗り込みによる効果は以下の通り。
- 筋肉のしなやかさを少しでも上げる
- レース中の疲労感を感じにくくする
特に筋肉のしなやかさは重要です。
ガチガチに固まった状態よりも、バネのようにしなやかに動ける状態の方が、筋肉は力を発揮しやすいです。
スプリントにおいても、全身に力を込めて固めるより、身体全体をバネのように動かせる方が速かったりします。
日焼け対策する
日焼けはスポーツをする人全ての敵です。
私自身、元々日焼け止めは好きではありませんでした。
花粉症の季節になると、日焼け止めの影響で肌がかぶれ、腫れてしまうためです。
なので、「顔がかぶれて痒くなるくらいなら日焼け止めなんか塗るか!」の精神で、学生時代を過ごしてきました。
大学3年の頃、友人に「アフリカ人」と比喩される事があるくらい真っ黒に焼けた時期もあります^^;
ただ、後々知っていくのですが、身体って少し焼けるだけでも、皮膚を通してダメージを負うんですね。
何故かというと、疲労の原因になる「活性酸素」が発生してしまうから。
活性酸素は、ロードバイクのようなエンデュランス系スポーツを行うと発生します。
メカニズムとしては、呼吸数が増え、筋肉や皮膚や内臓といった器官が活発に働く事で、活性酸素が発生します。
こいつは私達にとってあまり仲良くしたくない「疲労物質」の生成をしてきます。
という事は、日焼け止めしない時点でその人はスポーツしているだけなのに、
スポーツによる疲労 + 日焼けによる疲労
と、ダブルで疲れる事をしてしまっているのです。
3~4月、今の季節が最も紫外線が強くなります。
皆さんも日焼け対策は念入りにされた方が良いですよ。
特に顔の塗り忘れは、サングラス痕が付いてパンダみたいになりますから^^;
暑さ対策する
今回は暑さを凌ぐため、保冷剤をしこたま持ってきました^^
それをジャージのポケットに入れ、脊髄を冷やします。
とにかく、身体をダイレクトに冷やせるものを身に付けることです。
ジャージの首後ろにポケットを付けて、そこに保冷剤を入れるのもありですね!
おかげで、東近江クリテリウムの時よりも暑さにやられませんでした^^
【今回の目標】
今回のレースで目標としたことは以下の通り。
- 勝ちに行く
です。
コースレイアウトは前回出場時と何も変わっていません。
バックストレートに入る手前のコーナーだけが肝です。
下の写真で言うと、一番上のかくかくした箇所がそうです。
ここをスムーズに抜け、スパッと加速できるかが脚の残り具合を左右します^^
【レース前に急遽ホイール交換!?】
本来なら、このレースも東近江クリテリウムと全く同じ仕様のS5で走る予定でした。
これですね^^
ただ、前日に何気なしにホイールを回転させた時、後輪タイヤのトレッドゴムに「えぐれ」があるのを見つけてしまったのです^^;
この仕様で1ヶ月トレーニングしていたのですが、どこかで鋭利な物を踏んだのでしょう・・・。
それはさておき、なぜえぐれに気づけたか?
実は今現在、RIDENOW製のピンク色したTPUチューブを入れているのですが、そのピンク色が表面から見えたからです。
いくら突き刺しに強いTPUチューブとはいえ、流石にタイヤに守られていない部分がある状態になると、時間の問題です。
では前回のAACAで履いていたVISIONホイールはというと、7月下旬にスーパー決戦用タイヤを履かせてしまったため、公道で使えない状態なのです^^;
既に他のディープリムホイールは手放してしまったため、どうしようかと考え・・・
のむラボホイール2号(後輪のみ)に急遽履き替える事にしました!
昨年の草津ナイトレース以来の登板です^^
タイヤはパナレーサー「AGILEST」。
パナレーサー製とは思えないくらい完成度の高い、ブチルチューブのチューブラータイヤです。
というわけで、急にホイール丸ごと交換になったAACA。
そのレポートをどうぞ!
【レース序盤~中盤】
スタート開始から3分ほど遅れた、10時33分。
先導のKINANレーシングのラッピングが施されたキャラバンに引かれ、ローリングスタート。
ローリングの時点で30キロほど。
クルクル脚を回しながら、サドル上での腰の位置を確認しつつ、なるべく前の方へ。
バックのコーナーの渋滞に巻き込まれたくないので^^;
折り返しのUターンを抜けたら、キャラバンがアクセル全開になると同時に、レーススタートです。
ここで気づいたのですが、S5とのむラボホイール2号の組み合わせ、加速のリニアさが強烈ですごく速い!!
ダンシングもシッティングも、一切の遅延なくどんどんスピードを上げていけるのです。
リアルスタートから一気に45キロくらいは出ていましたが、風もないのにとかく伸びるため、脚が全く疲れません。
久しぶりにレースを走って「楽しい!」と思えました^^
この感覚が大事!
中切れにも巻き込まれたくないため、終始集団の前を引きながら、たまにローテーションを回して周回をこなしていきます。
そのくらいの余裕がありました。
さながら、昔バリバリ走っていた頃に戻ったような感じです^^
ところが3周目。
バックのコーナー手前で落車発生。
私の遥か左で起きた落車なので、私自信は巻き込まれてはいません。
2人ほど巻き込まれていましたが、1人は起き上がることすらできない状態になっていました。
途中主催の車がコース上に出てくるほどなので、スピードを落とす場面も。
結構派手に転んだようです。
【レース終盤】
最終周回。
ここも先頭付近を位置取りながら走っていきます。
心拍的にも脚的にも全然余裕あり。
久しぶりに手ごたえを感じながら、バックストレートを走っていきます。
スプリント前の脚温存のため、少し集団の中に入ります。
この瞬間に一人逃げていきました。
最終コーナーから500メートルくらいのところです。
目視ではそう離れておらず、こちらはスプリントに向けての集団なので、捲れば追いつけると思い、私は一旦待機を選択。
が、集団のスピードが全然上がらないため、左からダッシュで追いかけに行きます。
最終コーナー手前で、私が番手に付いた状態で3人で追走。
コーナリングで1人パスし、最後の200メートルをガチャ踏みスプリントで追い込むも、あと5メートルほど届かず・・・。
2位で完走です。
【収穫とシマノ鈴鹿に向けての課題】
まずは今回の収穫です。
ゴールスプリントができる状態に身体が戻ってきた
今回のレースで以て、はっきりと確認できました。
なんとかシマノ鈴鹿までに間に合いそうです^^
そして、改善すべきポイントはただ一つ。
ゴール前の「逃げの動き」への対応です。
これに対応するには、もっと集団の前で位置取りしておく必要がありました。
まずかったのは、脚を溜めるために集団の中に潜り込みすぎたことです。
前は3人ほどの車列だったため、そこまで後ろにいすぎたわけでもないです。
右にも左にも人がいる状況が良くないです。
実際「今飛び出したい!」ってタイミングで人がいて飛び出せず、空いた僅かな隙間を縫って、ワンテンポ遅れて追走しました。
もう少し集団の外側にいれば、前の状況によっては自分も逃げに乗れた可能性が出てきます。
そこだけです。
【機材情報】
今回のレースを走り抜いた機材をメモします。
ところどころ写真と違いますが、実際は下の機材で走っています。
- フレーム:CERVELO S5 MY18 48サイズ
- ホイール:前SCOPE R4 CL、後のむラボホイール2号 TU
- タイヤ:PIRELLI P ZERO RACE 26C 6.6bar、PANARACER AGILEST 25C 7.0bar
- ハンドル:ZIPP SL88
- ステム:ZIPP SL145 130mm/12deg
- サドル:BONTRAGER VERSE SHORT ELITE
- メインコンポ:シマノ アルテグラR8000、MAGENE PES-P505
- ギア関係:R9100 52-36T、6800 12-25T
- ペダル:シマノ PD-R8000 +4mm
- シューズ:SPECIALIZED
- クリート:シマノ 赤
- ヘルメット:LIMAR
【まとめ】
最後に、まとめ行きましょう!
今回のテーマは以下の通り。
【2024第4戦】キナンAACA レースレポート【1-4】 でした。
そして、本稿の結論は
ギリギリフィジカルを戻すことができました
これですね^^
昨年、脚攣りでシマノ鈴鹿を完全に棒に振ってしまってから、どうしたら全盛期の速さを取り戻せるか考えてきました。
私自身、ようやくまともに走れる身体になってきたわけですが、メンタル的にも強くなってきた気がしています。
人事は尽くしたので、あとは天命を祈るだけです。
ということで、次戦はいよいよターゲットレース、シマノ鈴鹿ロードレースです!
昨年の無念を晴らし、6年ぶりの優勝目指して頑張ります^^
その前に、安全第一で皆さんいきましょう!
以上、参考になると嬉しいです^^
それでは今日も、ありがとうございました!