こんにちは、コウです^^
それでは今日も元気よくやっていきましょう!
本日のテーマはこちら。
【愛車レビュー1】SPECIALIZED VENGE PRO DISC【RAPIDEホイールが全て台無しにする】
こういうテーマでやっていこうと思います^^
前回の記事にて、人生初のディスクロードを入手しました というお話を書きました。
ディスクロード時代の幕開けとなった2018年登場の、3代目VENGE。
2025年の今見ると完全に枯れたバイクではありますが、スタイリングは今見てもとても良いですし、元々初代VENGEに乗っていた身としては、とても楽しみな一台であります。
パーツ換装し、ポジション出しもほぼできましたので、トレーニングライドと練習会など含めしっかり乗り込んでみました。
良いところも悪いところも全部包み隠さずお話しようと思います。
繰り返しますが、私にとっては人生初のディスクロードです。
リムブレーキとの違いにとにかく戸惑う形になること請け合いですが、どんな印象になったのか?
ぜひ参考にしてみて下さい^^
【純正からの変更点を確認】
実走インプレッションの前に、変更したパーツを見ていきます。
色々変わっております(笑)
MADONE SLRやTARMAC SL6に乗っていた時とほとんど同じポジションを再現しています。
純正から変えたのは以下のパーツたち。
- ハンドル:SW AEROFLY2 C-C40 → ENVE SES AERO C-C37
- ステム:SW VENGE 80mm → S-WORKS TARMAC 110mm
- クランク:FC-R8000 170mm → 継続
- サドル:POWER EXPERT 143 → POWER EXPERT 130
- ホイール:ROVAL RAPIDE CL50 → YOELEO C60 NXT SL2
- STI:ST-R8070(油圧ブレーキ) → ST-R8050(機械式ブレーキ)
- ブレーキ:BR-R8070 → EQUALブレーキキャリパー
- RD:純正プーリーゲージ → RIDEA C38
- BB:PRAXIS WORKSコンバージョン → DRIVELINE BB30 to 24スレッドフィットBB
初出は10年以上前ですが、未だに人気のあるエアロハンドル、ENVE「SES AERO」。
フレアの大きさからくるブラケットポジションでのエアロ効果もそうですが、指の関節に引っかけやすい下ハン形状のおかげで、すっかり愛用してしまっております。
あれだけ丸ハンドルに拘っていた私ですが、ENVEに交換してから
丸ハンドルに戻りたいな・・・
と思ったことは一度もありません。
一方でSW AEROFLY2も昔から興味があったので、納車直後にそのまま乗ってみました。
ENVEに慣れてしまうとブラケット幅400mmがとても広く感じてしまいます。
SL88などであんなに慣れ親しんだ幅なのに、いつの間にか忘れてしまったようです。
続いてEQUALブレーキ。
機械式ディスクブレーキの新星で、リムブレーキと同じワイヤー引きでありながら制動力は油圧に肉薄する ・・・という優れたブレーキです。
これはずっと考えていたことなのですが、私がディスクロードに乗る上で、このブレーキを使うことはマストと考えていました。
理由は2つ。
- メンテナンス性の向上
- システム重量の低減が図れる
メンテナンス性の向上とは、端的に言えば「リムブレーキと同じ感覚で触れる」ことを意味します。
油圧ブレーキの制動力の頼もしさは、私も身に染みて体感したところであります。
ただ、「オイルの劣化」という避けられない障害と、DIYで変えるたびに「床をオイルでべたべたにする可能性」を考えると、ちょっと使用を躊躇してしまいます。
正直、純正装着の油圧ブレーキを外す作業だけでも嫌気がさしました・・・。
一方で、EQUALブレーキというか「機械式」にしてからは快適そのものです。
ディスクローターが変わったりホイールを変えたりしても、自分の好みの握り心地を狙って常に調整が効くところが美点です。
握っていく感触もリムブレーキと同じワイヤー引きなので、ブレーキパッドがローターに接触してからの握り心地=ワイヤーが伸びる感触もリムブレーキと全く同じです。
次に「システム重量の低減」について。
EQUALブレーキキャリパーに変えたからと言っても、実際のところブレーキ本体は軽量化されません。
EQUALは前後で実測270g弱ですが、BR-R8070は250gほどです。
逆に重くなります。
では何が軽くなるのかというと、STIです。
ST-R8070は360g少しありますが、リムブレーキおよび機械式ディスク用のST-R8050は280gほど。
ハンドル周り80gの差が付きます。
いや、全然軽いんですよ、油圧でも。
電動な時点で軽くなる。
油圧ブレーキで「機械式変速」のSTIだと、左右で550gか600gもあります。
かなりの重量増加なわけです。
STIの重量は、バイクの動作全般に影響を及ぼすのですよ。
学生時代から機械式105を使い、社会人になって機械式アルテに移行し、長らく機械式STIを使い続けてきました。
これらの重量は450~500gはあります。
最近になって、ようやくデュラだったりDi2を使えるようになりました。
そこで感じたこととして、ハンドル周りの軽量化がバイクの挙動全体を軽くすることに気づかされたのです。
バイクの軽量化の常套手段として、カーボンハンドル化が挙げられます。
が、ドロップハンドルって、重いアルミでも300gほど。
超軽い!と言われる銘柄のカーボンハンドルでも170gくらいはあります。
半分弱軽くなりますが、130gほどですね。
最近はエアロハンドルが流行っているので、軽量性に振ったカーボンハンドルよりも少し重くなります。
ゆえにあまり軽量化に繋がりません。
それに対し、STIを105からアルテグラDi2に変えると、ざっと220gは軽くなります。
コンポが電動になるので、財布も軽くなりますが(笑)
財布事情はともかくとして、ハンドル周りの重量が「ディスクロードは重い」と言われる所以なのではないかと考えています。
物理的重さに加えて、動的な重さも加わってしまうのではないかと。
ハンドル周りが重いというのは、ダンシング、コーナリング、低速域での切り返しなどなど、ちょっとした場面でバイクの動き全体に「もっさり感」が出てきます。
私もそうですが、リムブレーキに慣れた方はこの事実を、潜在意識レベルで無意識下に刷り込まれているがごとく理解しているものと思います。
今機械式ディスクロードに乗ってる方は、一度ハンドル周りの動きに注視してみてください。
本来のロードバイクの軽快さが、ハンドル周りのせいでスポイルされている可能性がとても高いので。
あとハブに「ENVE」とありますが気にしてはいけません。
数年前辺りのモデルのスペシャライズドバイクに乗られている方ならご存知かもしれませんが、最近のOSBBには「BB30用」のBBが使えます。
OSBBっていうと、シェル幅「61mm」っていう規格だったと思うんですが、いつの間にかアルミカップを付けて「67mm」になっています。
内径は42mmになるので、実質BB30と同じになります。
なので、中身TOKEN製であるDRIVELINEのスレッドフィットBBを使用しています。
その他ちらほら変えた部分はありますが、ざっくりこんな感じです。
ということで、長らくお待たせしました。
今更過ぎる「VENGE PRO」のレビューです!
まだレースには使用していませんので、クラブライドや通勤などのトレーニングライドでの評価になります。
【VENGE PROインプレッション ”ROVAL RAPIDE CL50版”】
「ROVAL RAPIDE CL50版」とある通り、純正状態でまずは乗ってみました。
「CL50版」ということは、ホイールを変えたバージョンのインプレッションもございます。
VENGE PROのファーストインプレッションは、ざっくり言うとこんな感じ↓
- RAPIDE CL50のせいで性能がスポイルされている
- ハンドル→地面の間に「一本のぶっとい幹が通っているような」強固ながっしり感
- 剛性は高めで、上りは今まで以上にパワーを要する
- そんなことよりRAPIDE CL50が全く走らない
- かつての「VENGE」のイメージに似つかない高い横剛性
- とにかくRAPIDE CL50が全然ダメ
このような印象になりました^^
・・・まあ見てもらえれば分かりますが、
ほぼRAPIDE CL50のインプレになっています。
そのくらい、RAPIDE CL50に対しやきもきしながら走ったわけですが・・・とりあえず思いのままにインプレッションを書き連ねていきます。
RAPIDE CL50のせいで性能がスポイルされている
そんなことよりRAPIDE CL50が全く走らない
とにかくRAPIDE CL50が全然ダメ
おいお前、CL50のことどんだけ嫌ってんねん
と思われる方もいると思いますが、無理もありません。
私にとってはCL50はまごうこと無き「ゴミホイール」です。
私の使い方だと、そう判断しました。
他所さんのインプレでは割と好印象な方もいらっしゃるので、これは走り方やパワーのかけ方による印象の問題ですな。
これまでの記事を見てもらえると分かりますが、私はリムブレーキホイールでものむラボホイール、マビックCCU、RAPIDE CLX50のハブ・スポーク改造品、レーシングスピードなど、駆動剛性を高めたホイールを使っています。
なので、尚のことCL50が走らないのが顕著に分かります。
で、何が問題かというと、このホイールではVENGEの良し悪しを全く感じ取れないということです。
全部ホイールに持っていかれるんですよ。
「ディスクブレーキホイールの後輪で2:1組した場合、反フリー側をタンジェント組してはならない」
という、ホイール組の大家であらせられるのむラボさんの言葉があります。
思いっきりやっていますからね、CLX50とCL50は。
なぜそこまでこき下ろすのか?
それは、700Wくらい(体重x10倍ほど)のパワーを初めてたたき込んで加速させてみた時のこと。
ハブ軸辺りから、僅かにリアが下に沈み込むような手応えを一瞬感じたのです。
最初は気のせいか?と思いましたし、タイヤの影響か、若しくはパンクしたか?と思ってすぐに下車し確認しました。
適正範囲の空気圧でパンクの兆候は見られなかったので、タイヤ側には問題ありませんでした。
その他アクスルシャフトの緩みなども確認しましたが、問題なし。
・・・ということは、純粋にホイールの剛性不足???
気になって仕方なかったので、敢えてリアが下がり気味になる上りでも同じ走りを何回か繰り返してみました。
やっぱり若干だけどリアが沈みます。
・・・これ、
絶対ホイール起因だろ!
期間中、何度もスプリント練習をCL50で行いましたが、回転を上げたくてもホイールにせき止められている感じがあり、まあケイデンスが伸びていかない。
幸い、柔らかいというか脚への反発はあまり来ないので、ケイデンスを上げる前にとっとと重いギアを踏む方向に切り替えた方が、まだマシです。
走らなさ過ぎて逆に重ったるいですけどね・・・。
ハンドル→地面の間に「一本のぶっとい幹が通っているような」強固ながっしり感
ディスクロードに乗り換えて、まず感じたことです。
タイヤから伝わる情報がとても明確!
ハンドルに手を置いておきながら、タイヤという「手から最も遠い位置にあるパーツ」が、今どんな状態なのか、どこにあるのか、これがはっきり掴み取れます。
恐らく、
- スルーアクスルの効果
- フレームとフォークの剛性
に起因していると考えられます。
一番大きいのは、「スルーアクスルの効果」でしょう。
リムブレーキのフレームにも、ハブとフレームの締結力を上げるパーツとして「ナカガワエンドワッシャー」があります。
私も使っていますが、エンドワッシャーを使えばリムブレーキフレームにもハンドリングにダイレクト感が出ます。
ただ、これを使用したTARMAC SL6やMADONE SLRであっても、VENGEほどクリアに路面状況を把握できた事はありません。
特に、
- コーナリング時に感じる車体のわずかなふわふわ感
- ダンシング時の横への硬さ
この2点については、リムブレーキフレームを遥かに凌駕しています。
剛性は高め、上りは今まで以上にパワーを要する
これはFTP測定がてら走りに行った、菰野町にある「鈴鹿スカイライン」にて撮影した写真です。
KIMERA ROADやTMR01に乗っていた頃は、よく走りに行っていました。
私のような上れない人間でも、菰野のふもとから50分もあれば滋賀県側の山頂まで行けるので、FTPを測るには良い場所です。
もちろんここに行くまでにもいくつか小高い上りは越えてきています。
ここ以外にも、通勤途中にある登坂など何度も試しました。
その時点で既に感じていました
いつもと全く同じ感覚で、上りで踏めない。
明らかにリムブレーキのバイクとは硬さのレベルが違います。
VENGEの方が遥かに上です。
PROグレードもS-WORKSと同じFACT11Rカーボンであるのは確かですが、同じ積層方法で作ってるのかは知りませんけど、ともかく硬い。
そしてそれゆえに、重く感じる。
なんでしょう、TMR01に乗り換えた時と同じ感覚ですね。
こういう時の対策として、ギアを軽くしてケイデンスを上げればいい・・・と思うじゃないですか。
その作戦に切り替えたとて、VENGEだとある程度はトルクに頼ってパワー出しながら踏む必要があるのですよ。
TARMACなどもそうですし、あれだけ硬いと思っていたTMR01やKIMERAでも300W前後で多少の逃がしを感じながら上りをこなせたものの、VENGEはその領域程度では全く逃がしがないのを感じられます。
逃がしがないのが祟り、半端なパワーでは、自分がバイクに負けます。
やっぱり別物だ。
これがディスクロードか・・・。
芯の強さは頼もしいですが、自分のペースで走らせようとするとズレが出てくる。
諸刃の剣ですね。
かつての「VENGE」のイメージに似つかない高い横剛性
このバイク、ダンシングがすこぶる楽しくなります。
具体的には、ダンシングの状況のように斜めにペダルを踏んでも、リムブレーキより進んでいきます。
横剛性がとても高いのですよ。
リムブレーキだとペダリングの力で簡単に傾けられたのに、VENGEだとペダリングの力だけでバンクさせるのが少し難しいですね。
私はかつて、初代VENGEの「COMP」というグレードに乗っていました。
半年くらいで売っちゃいましたが。
カヴェンディッシュが無双していた頃に乗っていた、あのダウンチューブがペラペラだった時のVENGEです。
そう、私の中のVENGE=初代なんです。
しかもミドルグレードだから、もう柔らかくて柔らかくて^^;
生粋のエアロロードってこんなもんなのか・・・
と思い、人生で初めてロードバイクに乗るのを躊躇ったくらいでした。
そこから実に7年ですか。
大きく進化したものです。
ディスクロードになった影響も多分に含みますが、かつてのVENGEにあった横剛性の低さは完全に影を潜めました。
ハンドルの項でも書きましたが、バイク全体にぶっとい芯が一本通っているイメージ。
そのおかげで、ハンドリング、コーナリング、ブレーキ、ダンシング、スプリント、ありとあらゆる動作に安定感、安心感、頼もしさがあります。
このバイクにだったら、全てを任せられる。
かつてFOILを駆っていた頃に感じていたことです。
リムブレーキが全盛で、ディスクロードがまだ数車種しか無かった頃の時代、ミドルグレードのFOILでもとても安定感があると感じていました。
全てのディスクロードに同じことが言えるとは思いませんが、少なくともVENGEに限って言えば、何も考えずとも走りに集中できそうな印象ですね。
リムブレーキから一段、二段は上を行く分野があることが分かりました。
【VENGE PROとリムブレーキを比べる】
今家に、ディスクロードとリムブレーキロードがそれぞれ存在します。
これからVENGEとも付き合っていくことになりますが、私は両方存在して然るべきという考えです。
何年も前から語られていますが「ディスクとリム、どちらが優れているか!?」みたいな比較記事、動画、今でも出てきていますよね。
で、初心者にはこれ!レースするならこっち!エアロなら云々・・・という論調で、優劣付けたがりますね。
そうしないとネタとして面白くないっていう刷り込みがあるんでしょうけど。
だけど今回乗り比べてみて、この2台は比べる対象ではないなと思いました。
前提として、私はホビーレーサーであり、輪行やポタリングをあまりしない人間です。
長距離移動は車にポンって放り込むだけですし、パッキングのことはあまり分かりません。
各シーンに絞って、限定して評価すれば「こっちの方が良いな」と思う節はあります。
ただ、何度も途中で言いましたが、この2台は全く別の乗り物です。
同じ「ロードバイク」というカテゴリーではありますが、扱いがまるで違います。
車輪の外し方ひとつ取っても全く違う。
設計思想も違うし、走らせ方もまるで違う。
乗り味なんか全然リムブレーキとかけ離れている。
同じなのは、見た目だけ。
ただし、一つだけ確実に「リムブレーキより良い」と言える部分があります。
ペダリングの掛かりはVENGEの方が良いです。
そもそも私がVENGE、大きく言うとディスクロードを購入した理由は、
リムブレーキだと、運動性能に限界があるのか・・・?
と感じたことに端を発します。
ここにフォーカスを当ててみますと、リムブレーキと最も違うのは、横剛性の高さです。
VENGEに乗り換えてすぐ感じたのが、上述しましたが、とにかくダンシングが速いんですよ。
ダンシングすると、バイクが振られるじゃないですか。
リムブレーキのバイクだと、ペダルが下死点に来て、一番バイクが傾き切る頃にはあまり力が伝わっている感触がありません。
推測でしかないですが、クイックリリースが「ねじれようとする力」に負けているのではないかと。
ただそれゆえに、下死点で抜け感があり、これがスプリントやダンシングでは逃がしになって、パワー維持には良かったりします。
これがVENGEになると、バイクが傾いてもペダリング全域に渡って力を伝えようという感じで、逃がしが無くなってきます。
スルーアクスルになった効果が効いていると考えます。
もちろんVENGEのチューブの太さも関係ありそうです。
しかしながら、リムブレーキでここまで横剛性を上げて加速に繋げられているフレームに、私は出会ったことがありません。
横剛性に限れば、リムブレーキバイクから乗り換えても良いと思えるポイントですね。
それ以外は正直、リムブレーキバイクの方が扱いやすいと感じます。
以上、脱線が多めでしたがファーストインプレッションでした!
【まとめ】
最後に、まとめ行きましょう!
今回のテーマは以下の通り。
【愛車レビュー1】SPECIALIZED VENGE PRO DISC【RAPIDEホイールが全て台無しにする】 でした。
そして、本稿の結論は
ホイール変えて再インプレ必須!
これですね^^
人生で初めて、ちゃんとディスクロードという乗り物に乗りました。
現時点での印象を一言でまとめると、硬い!
これに尽きます。
2018年といえば、ディスクロードの時代が本格的に幕開けした頃。
ディスクブレーキの制動力の高さにビビッて、
VENGEはそんな時代に生まれたバイクなので、2025年現在の新車と比べると、ディスクロードに対する印象は全く異なるものになるでしょう。
MADONE SLRのレビューを投稿した際、私はこう書き記しています。
ではそのトピックとは何か?
「”速さ”の本質を問うてくる」ことです。
(中略)
実際、このバイクでひとしきり走り終えた後、サドルから降りた後に感じるのは「まだもう1時間は、同じ強度で走れそうだ」という謎の自信。
リムブレーキ版という違いはあれど、MADONE SLRはハイエンドモデルでありながらとても優しいバイクであることがよく分かりました。
同じ時代を生きたバイクですが、VENGEはMADONEと違う方向性で速さを求めに行っていることが分かります。
- VENGE:スパルタン 快適性は二の次
- MADONE:やさしい 軽さは二の次
こんな印象ですね。
どっちも捨てがたいんですよ、これがまた。
異次元の快適性を活かし荒れた舗装路もガンガン走りたくなるMADONE。
従来のロードバイクの延長線上にいながらエアロを突き詰めたVENGE。
・・・これ、究極的にはGEN6 DISCかGEN7のMADONEが理想形なのでは?(笑)
最後に。
今回の記事だけでVENGEの性能を片付けてしまうのはVENGEに対し失礼なので、ホイールを変えてもう一回インプレッションします。
前回のAACAの記事で、ホイールを「YOELEO」にしたことを明かしています。
一般道のレースやトレーニングはこのホイールで走っていますが、こちらで走ってみると、VENGEのまた違った一面が見えてきます。
ホイールとしてのインプレッションをメインとして、CL50で感じた部分がどう変わるのか、お伝えしようと思います。
以上、参考になると嬉しいです^^
それでは今日も、ありがとうございました!