【相性抜群!】フラットペダル派に「トレイルランニングシューズ」をお勧めしたい【普段履きも出来る】

こんにちは、コウです^^

それでは今日も元気よくやっていきましょう!

本日のテーマはこちら。

 

【相性抜群!】フラットペダル派に「トレイルランニングシューズ」をお勧めしたい【普段履きも出来る】

 

こういうテーマでやっていこうと思います^^

突然ですが今回は、自転車から少し離れ「普段履き用の靴」に関するお話をしようと思います。

 

突然ですが、私12月初頭、滋賀県はブルーメの丘で開催された「スパルタンレース」なる大会に参加してまいりました。

スパルタンレースとは、シンプルに言えば「時間制限は緩いけど、距離が長いサスケ

かなり過酷極まるレースなので事前に装備を固めておいたのですが、その際トレイルランニングシューズというものを買いました。

馴染み出しも兼ねてしばらくトレランシューズでランニングや通勤をしていたのですが、このシューズ、いわゆるママチャリ等に標準で取り付けられるフラットペダルとの相性が凄く良いんですよ!

使い勝手の良さに始まり、機能性、デザインなどから、

これは面白い世界に足を踏み入れたぞ!!

という事で、記事を書いてみた次第です^^

個人的には、「今年買って良かったシリーズ」を作ったらトップ3に入れても良いくらいの衝撃です!

 

トレランシューズに馴染みが全く無い方も、トレイルランニングに馴染みがある方も、ぜひ参考にしてみて下さい^^


【私と「トレランシューズ」との出会い

そもそも冒頭の「スパルタンレース」ってなんやねん?

という方の為に、少し紹介させて下さい。

スパルタンレースとは、アメリカ発祥の大規模なガチ障害物レース。

日本で始まったのは2017年5月からなので、日本での歴史はまだ浅いですね。

種目も細かく分かれており、日本では5~21キロの距離を走破します。

各障害物をクリアできない場合、バーピーや追加ランニングなど、厳しいペナルティもあります…。

要するに、学校の運動会でやるレベルのお遊びイベントではなく、ガチンコ勝負なレースなのです^^;

 

で、私が初出場にして参加したのが、スパルタン・スーパーっていう種目。

もう名前からしてしんどそうですけど、その中身がまあ凄い^^;

距離10キロ!障害物数25個!!

まず距離10キロの時点で、普通の体では少し堪えるレベルです。

加えて、25個にも及ぶ障害物の数…。

内容は、50キロに及ぶ岩石を持って移動したり、雲梯を何個も超えていかなければいけないし、最大7フィート(2.1メートル…私より高いです(笑))の壁を越えて行ったり…と。

全身筋肉痛必になる事請け合い^^;

私の普段の運動と言えばロードバイクとジムの筋トレくらいなもの。

後は椅子に座るか車運転してるか寝てるかしかしていないような人間です。

こんな人が出るレースではありません(笑)

 

でも完走できました^^

ただ終盤のロープクライムの帰路で、手の指がロープとの摩擦で剥けてしまい、その後の種目が地獄でした(笑)

あと雲梯や腕力が試される種目はほぼ全滅です^^;

そんな私でも完走できた事もそうですが、意外と己の身体能力が高かった事に驚かされましたね。

 

 

まあそれはそれとして。

出る以上はそれなりに事前準備していきました。

ジムの筋トレをスパルタンレース用に改造したり、会社の短い昼休憩の間に2キロだけランニングを丸々1ヶ月したり、装備は何が必要か調べたり…。

そんな中にしれっと書いてあったのが「トレイルランニングシューズ」でした。

 

トレイルランニングとは、簡単に言えば山道やがれ場を走り抜くスポーツですね^^

その環境は土、砂、林道、雪道、獣道など、我々が一般的に言うランニングとは似て非なるものです

雨でも関係なく走る事もあるという事で、サイクルロードレースに通ずる点もあります^^

まあそんなスポーツに特化して作られているから「トレイルランニングシューズ」って言うわけです。

愛用シューズ NewBalance Fresh Form Hierro V7

私がスパルタンレースの相棒として選んだのが、このシューズです^^

後述しますが、AmazonPRIMEの「Try Before You Buy」というウェア類の無料試着サービスを利用して、色んなトレランシューズを履きまくりました。

最終的に、NewBalanceとアディダスが候補に。

長丁場のランになると足の疲労が気になるので、履いた時の足当たり、快適性を優先し、NewBalanceにしました。

他の色は軒並み定価並みの価格だったのに対し、このグリーンカラーのみ6000円台の投げ売り価格でした(笑)

結構好きな色合いなので、不人気でいてくれてありがとうって感じです^^


【トレランシューズが自転車、日常使いに適している理由

理由は7つありますが、総括するとこの一言に尽きます。

これ1足で全部事足りるから。

これですね^^

フォーマルシーンまではカバーできませんが、通勤通学、スポーツ、アウトドア、サイクリングなど、日常生活の中で起こりうる全ての動作をそつなくこなせる。

それがトレランシューズの魅力だと私は思っています!

そんな、トレランシューズを選びたい理由7つがこちら!

  1. 悪路でも滑りにくいラグ、グリップパターンを採用している
  2. クッション性が良く、岩や木を踏んでも足にダメージが伝わりにくい硬めのソール構造
  3. ランニングシューズ譲りの軽量さ
  4. アウトドアに適したデザイン
  5. 濡れた路面に強い
  6. GORE-TEX搭載の防水シューズのラインナップが豊富
  7. 歩く・走る事が容易

一般的な特徴から、私独自の目線も含んでおりますが、トレランシューズの特徴は以上の通りです!

順番に見ていきましょう。

悪路でも滑りにくいラグ、グリップパターンを採用している

トレイルランニングは悪路を走るとは言え、ランニングするわけです。

走る場所が場所なだけに簡単に滑って転んでしまったら、体は怪我だらけ、場所が悪ければ滑落しますし、打ちどころが悪ければ命を落としかねません。

なので、画像のようにアウトソールには「ラグ」と呼ばれる突起が付いています。

 

これですね^^

この規則的なのか不規則なのかよく分からない並びで配置される突起が「ラグ」です。

NewBalanceの場合、これで4ミリ高さのラグになります。

これがあるおかげで、悪路でも歩く・走るを問題なく出来るようにしてくれています^^

このラグの存在が、フラットペダルとトレランシューズの相性が非常に良いと考える最大の理由です。

 

ラグがペダルの突起に食いつきやすく、ペダルを捉えやすいのです!

ランニングシューズにもラグに近いパターンは与えられていますが、ここまで大胆なラグを備えたシューズはありません。

増してスニーカーではとても食いつきません。

 

これとか、

これとか、

これは絶対ダメでしょう(笑)

後ほど上二足は出てきますが、最後のスニーカーなんか濡れたまま立ち漕ぎしようものなら、脚滑らせて脛を強打する未来しか見えません。

これがトレランシューズになると、ペダルとソールがくっついたような「ビンディングシューズに近い」感覚で走れるので、12時方向から足を蹴りだすような動作でペダリングできます^^

クッション性が良く、岩や木を踏んでも足にダメージが伝わりにくい硬めのソール構造

ナイキが作った厚底シューズの流れもありますが、一般的なランニングシューズと言えば、今は厚底でとにかくクッションがあり、高反発な物が多いです。

同じランニングという畑で活躍するトレランシューズもそういう特性を持ちます。

一般的なランニングシューズと異なる点として、ミッドソールがランニングシューズよりもずっと硬めに仕上がっています。

 

シューズの構造です。

調べた上で書いていますが、誤っていたらごめんなさい^^;

靴の基本構造は、地面側から、

  • 地面と接する「アウトソール」
  • クッションの役割を果たす「ミッドソール」
  • 足全体を包み込む「アッパー」

こんな感じになっています。

肝になるのは「ミッドソール」

トレランシューズの場合、ミッドソールが岩や石、木の幹などを踏みつけてしまって、足裏へその衝撃が伝わり足を痛めたり、靴底がダメージを負わないよう、ミッドソールが固めに作られています。

この固さが、自転車用としても使えると私が考える一要因であったりします^^

 

ビンディングシューズのソールが固い理由は、力をロス無く伝えるためです。

一定ペースでペダリングする分には、さほどソールの柔らかさは気になりません。

ですが、急加速や荷重移動が欲しいシーン…例えば、信号待ちから加速したい時、上り坂で踏ん張りたい時、コーナリングで外足荷重させたい時。

シューズに負荷がかかるシーンでは、やはり履いているシューズの柔らかさ・固さが影響してきます。

ランニングシューズのようにソールが柔らかいと、足の形が一定に決まらず、それでも尚ペダルに力を伝えるために体の他の部位で代償動作をする事になります。

余計な動きや緊張が増えて、疲れが溜まりやすくなります。

「力の伝わりやすさ」という点では、ミッドソールが固いトレランシューズの方がペダリングに向きます。

だからこそ、「フラットペダル用シューズ」なる物があるんですよね。

フラットペダル用シューズは歩く事も考慮した上で、最大限ソールを固く作ってあります。

ただし、実用的な固さではないです。

だからこそ、ランニングも考慮した上でミッドソールが固くできている「トレランシューズ」なんですよ^^

ランニングシューズ譲りの軽量さ

結構ぼてっとした見た目ですが、トレランシューズは見た目以上に軽いのです^^

私のNewBalance、27.5センチですが、その重量は294グラム(片足のみ)。

まあこれだけ言われても、重いのか軽いのかよく分かりませんよね^^;

最近愛用中のランニングシューズ達と重さを比べてみます。

 

ナイキ ZOOMペガサスフライイーズ 27.0 @BMZインソール →259グラム

 

ホカオネ クリフトン8 26.5ワイド @BMZインソール →251グラム

 

オン クラウドフロー4 26.5 →238グラム

 

どうでしょう?

流石に本格的なランニングシューズには勝てませんが、見た目の割には結構軽い事が分かります^^

まあクリフトンやペガサスなんて、ゴリッゴリにランニングに取り組まれている方向けのシューズですから、比較対象が悪いと言われればそれまでですけども。

それでも基本ランニングシューズなので、NewBalanceの方も軽量に作られています^^

 

さて、これがフラットペダル用シューズになるとどうでしょう?

私はこの手のシューズを持っていないので、メーカー公式サイトから引用してみます。

例えば、シマノ「ET3」、42サイズで332グラム。

 

例えば、ジロ「LATCH」、同じく42サイズで327グラム

どれも片足の重さです。

 

靴は軽い方が良いです。

全ての動作において、靴に振り回される感覚が無くなります^^

アウトドアに適したデザイン

トレランシューズはアウトドアシーンでも使えます。

 

私は妻とキャンプに行くことがしばしばあります。

基本的にそれなりに整地されたキャンプ場に行きますが、土の上、芝生の上を歩くのはもちろん、時には悪天候の中こういった場所を移動する事もあります。

初めてのキャンプは雪の中でした^^;

こういうシーンでも、足元の緩みなんかを気にせず移動できるのは、大きな強みになると思いますね!

濡れた路面に強い

トレランシューズの中には、イタリア「VIBRAM」(ヴィブラム)社のアウトソールを採用したモデルが多いです。

この会社、靴底製造専門の会社なんですよ!

それで会社が成り立つんだから、凄い事です。

 

VIBRAM製のアウトソールは、グリップ力が高く、非常に路面への食いつきが良い事で有名です^^

なので雨が降っても、基本的に滑って転ぶ気配が微塵も感じられません。

まあ泥濘で滑って転ぶような靴底だと、トレイルをまともに走り切れないから、当たり前と言えば当たり前ですけどね(笑)

GORE-TEX搭載の防水シューズのラインナップが豊富

GORE-TEXとは、簡単に言うと「外からの水分や風はシャットアウトし、内部の湿気は外へ通す素材」の事です^^

「メンブレン」という無数のごく微小な孔が開いた濾過フィルターのようなものがレイヤー層に一枚追加されており、このレイヤーのおかげで外部からの雨・風を防いでいるのですね。

私も一つGORE-TEX素材が使用された冬用グローブを持っていますが、今も使い続けています^^

 

シマノ「インフィニウム プリマロフト」グローブです。

昔岐阜に住んでいた頃、雪が降る中でも走りに出ていた時期がありましたが、足や顔が霜焼けになるくらい濡れても、手の感覚だけは元気だったのを覚えています。

トレイルランニングは性質上、水たまりにドボン!と足を入れてしまう事もありますし、雨降りの中でも走る事だってあります。

そういった環境下で、なるべく足を濡らしたくない方にはオススメです^^

ちなみに私のNewBalanceは、GORE-TEXは搭載していません。

 

AmazonPRIME「Try Before You Buy」で試したシューズの中にあったのですが、アディダス「TRACEROCKER 2.0 GORE-TEX TRAIL RUNNING」。

実売1万円前後ながら、GORE-TEX搭載のシューズなのです!

履き心地も上々で、NewBalanceと最後まで迷った一足でした(笑)

 

ただし、GORE-TEXは良いことづくめな素材ではありません。

基本的にGORE-TEX搭載品は非搭載品と比較し高価になります。

また重さも10グラムほど重くなります。

普段履き用のシューズで10グラムを重視する方はなかなかいないと思いますけどね^^;

そして、「中身が濡れたらなかなか乾かない」というデメリットもあります。

何を天秤にかけるか次第ですが、私は特にGORE-TEXはいらないと思ったので、NewBalanceに決めました。

歩く・走る事が容易

最後に、当たり前ですが最も重要な事を書きます。

フラットペダル用シューズを検討中の方は、よく覚えておいてください。

 

トレランシューズは自分の脚で歩く・走る事を前提に作られています。

自転車のペダルを踏む事まで考えて作られてはいません。

逆に自転車用のシューズって、この基本動作のどちらか、或いはどっちもが犠牲になっています。

フラットペダル用シューズは歩く事は出来ても、走りにくいです。

何足か試着してみましたが、走ってみようとしても上手く足を動かすことが難しいです。

つまり、自転車専用シューズを一足余分に買い足す事になるのです。

トレランシューズは、歩けるし、走れます。

それも違和感なく^^

ラグのおかげで、ペダルへの食いつきも上々です。

一足で全てを賄いたい方には、これ以上ないシューズではないでしょうか!


【まとめ】

最後に、まとめ行きましょう!

今回のテーマは以下の通り。

【相性抜群!】フラットペダル派に「トレイルランニングシューズ」をお勧めしたい【普段履きも出来る】 でした。

そして、本稿の結論は

1足で全て賄いたい方に、トレランシューズはお勧め!

これですね^^

靴っていうと、だいたいどんなお店に行っても、メーカーもジャンルも同じ顔ぶればかりが揃っています。

大御所のアディダス、ナイキ、NewBalance、アシックス、ミズノなどなど。

ランニング、ウォーキング、スニーカー。

スポーツデポの規模になって、ようやく競技専門の靴がある程度置いてるくらい。

あとは台頭してきたオンとかホカオネオネかな。

これらメーカーもトレランシューズを製造していますが、この界隈には良質なシューズを製造するけれど、マイナー分野なせいか普段表に出てこないメーカーが多数存在します!

ブルックス、アルトラ、サロモンなど、トレランシューズ界隈では人気なメーカーも、私はAmazonPRIME「Try Before You Buy」を使うまでは知りませんでした^^;

ですが履いてみると、とてもフィット感が良く、脚への追従性も高く、非常に良いシューズが多い印象でした。

トレランシューズ自体がなかなかショップで見かける機会が無いので認知されにくいですが、こういった世界も是非覗いてみて頂きたいです^^

 

以上、参考になると嬉しいです^^

それでは今日も、ありがとうございました!

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