【2023年最新版】私の機材紹介【前編】

こんにちは、コウです^^

それでは今日も元気よくやっていきましょう!

本日のテーマはこちら。

 

【2023年最新版】私が実際に使用している機材とは?【前編】

 

こういうテーマでやっていこうと思います^^

2023年現在、私はロードバイク2台、ピストバイク1台を所有しています。

基本的にこのブログでは、ロードバイクに関する情報にフォーカスしていますので、今回はピストバイクは割愛します。

その辺りご了承下さい。

 

さてさて、まず初めに申し上げておきますと、私は機材には強い拘りを持つタイプです。

ハンドル、サドル、ステム、タイヤ、チューブといった定番アイテムは勿論のこと、シューズ、ソックス、グローブ、ヘルメットといった「ウェア類」、そしてフレームも色々なものを乗り継いできました。

手が届きやすいアルミフレームからハイエンドのカーボンフレーム、それこそ中華カーボン(もちろん白中華)にも手を出した経験があります^^

中でも私が特に拘っているのが【体と自転車を繋ぐパーツ】。

つまりはハンドル・サドル・シューズ・ヘルメットといった、体に直接触れ続けるパーツです。

ここを疎かにすると、合わないパーツを無理やり体に合わせる事になり、楽しいはずのサイクルライフが地獄と化すこともあります。

色々書きたい気持ちは山々なのですが、全部を詰め込むと非常に見辛い記事になり、皆さんにも不快な思いをさせてしまうことでしょう。

パーツ個々のお話はまた別の記事でしますね^^

今回は大きなところのみ紹介しますが、それでもスプリントの為のセッティングの肝が随所に散りばめられています。

「この人はパーツを選ぶ上でどこを重要視しているのだろう?」

その辺りを簡単にでもお伝え出来れば良いなと思います^^

長くなったので、前編、後編でバイクを分けようと思います。

 

ちなみに私の体格ですが、身長169.5cm、股下79cm程です。

これを踏まえて、読んでみて下さい^^

 

【1台目】KOGA KIMERA ROAD 3K

 

 

まず1台目は、オランダのKOGAから旧型KIMERAです。

日本の古賀さんが立ち上げたブランド、ではないですよ(笑)

バイク全体のデータは以下の通りです。

  1. サドル高(BB~サドルフラット面):695mm
  2. ハンドルリーチ(BB~STIレバー):595mm
  3. ハンドル落差(サドルフラット面~STIレバー):100mm
  4. サドルオフセット:56mm

こんな感じになっています^^

 

フレーム自体は、2010年前半に製造されたモデルです。

今から10年程前のフレームですが、私の中では全然現役です^^

カーボンフレームってそうそう簡単にへたりませんからね、軽量なアルミフレームの方が足は早いです。

105 R7000組み換え車として販売されていたのを購入し、私好みにアレンジした1台です。

 

 

さて、このフレームですが、個人的にずっと欲しかった逸品なんですね^^

昔試乗した事があるんですが、一発でハートを射抜かれました(笑)

KIMERAには、トレック MADONEに代表されるエアロロードのような空力的メリットは皆無だし、サーベロ R5のような飛び道具的軽さも無い。

見て分かるような特徴は無いですが、

踏むと化け物のように速い

そんなフレームだと思っています。

加速の反応性はピナレロ DOGMA F8以上、キレッキレのハンドリング、決して軽くないけど上りもそこそこ速く走れる。

そんな夢のようなフレームが、KIMERAです^^

そもそもKOGAというブランド、オランダチームがトラック競技で優勝するためのフレーム開発をしており、開発ターゲット自体が「スプリント」にあります。

特に直進安定性も高いので、スプリント中にハンドル、もっと言うと前輪があっちこっちにとっちらからないので、もがきに集中できます^^

コンポーネント【シマノ 105 5800】

 

 

コンポはシマノ 105 R7000。

新105が発表された今、もう先代になってしまいましたが、性能的には全然レースで戦えます。

私は基本的にコンポに関しては「105で十分」派です。

一時期アルテグラを使用していた時期もありましたが、今は105です。

そもそも世代が進むと、旧型の上位機種並みに性能が上がることもありますからね。

故に、コストとの兼ね合いもあり上位機種をメインコンポとして使用する理由が無いです。

変速についても、私は基本的に自分のバイクは自分でメンテナンスするので少しはノウハウがありますし、105の基本性能の高さも相まってかなり良い所まで仕上げられますので、上位機種にして性能アップ!という方向に持っていこうという気にならないんですね。

スプリント中の変速も不足は無いです^^

チェーンはKMC X11シリーズ、BBはBB86の左右ねじ締め型など、細かいところはシマノではないですが、概ねシマノです。

 

 

STIレバーだけは、先代のST-5800を使用しています。

ST-R7000には、私にとって「慣れ」だけでは片づけられないデメリットがあるので、仕入れました。

ずっと使い続けているのもあり、快適そのものです^^

 

 

次はコックピット周りにいきましょう!

 

ハンドル&ステム【ZIPP & ワンバイエス】

 

 

ハンドルはZIPP サービスコースSL88を愛用しています^^

かれこれ5年はこのハンドルを使用しています(笑)

幅は400ミリ。

360ミリから440ミリまで使用した事がありますが、今は

ハンドル幅=肩幅

で落ち着いています。

このハンドルは、私が今まで使ってきた中で最もお気に入りのハンドルです^^

気に入っているポイントは、適度なドロップ量、トップクラスの剛性、握り込みやすい下ハン形状……挙げればキリがありません(笑)

このハンドルに行き着くまでも様々なストーリーがありますが、これについてはまた後日お話しましょう。

 

 

ステムはワンバイエス スージーステムをチョイス^^

いわゆる「にゃんこステム 」ですね。

実はフレームが適正サイズの中でも大きめな「50サイズ」なので、ステム角度でハンドル位置を下げたくても限界があります。

ロードバイク用として一般的に流通している角度は6〜17度。

この角度だけで落差を獲得するのは無理と判断しました。

20度のステムも含めて探し回ったところ、たまたまこのステムがヒット。

スタックハイトが低いため更なる落差を得られる、カーボン版を引き継いだ高い剛性、何よりシンプルでカッコいい(笑)

素材が廉価製品によく採用される6061アルミですが、この見た目で結構ずっしりです。

実測値162グラムありますので、頼もしい限りです^^

 

ちなみにこのステムに変えるだけで、

20度ステム並みの落差(ワンバイエス公式より)

を獲得できるそうですが、計算上はスタックハイト40mmの20度ステム(fi’zi:k、DEDA)よりも3ミリほど低くなります。

17度ステムで

これ以上ハンドルを下げれないよー!!

と言う方に向けた、素敵なステムです^^

 

サドル【PROLOGO SCRATCH M5】

 

 

次はお尻の相棒、サドルをチェック!

キメラにはPROLOGO スクラッチM5をセットしています^^

このサドルもまた優秀です^^

座面の形状というか、アールの付け方が上手いんでしょうか。

お尻を後ろに押し込むと、スッと腰が安定する位置があります。

座骨がサドルの肩に収まり、腰の軸がペダリングで回転しても動きを妨げない。

パッドが固いので長時間座るのは正直キツイですが、不思議と乗り続けられるんですね^^

またノーズ幅はショートノーズサドルの中でもトップクラスに広く、前乗りを長時間繰り返しても全然問題ありません。

ゴール前になると無意識のうちにサドル先端に座る事が多いので、ノーズ先端に乗っても痛くなりにくいのは良いですね^^

 

 

 

シートポストは一般的な丸形状で、Φ31.6のものを使用しています。

昨今のエアロロードみたいに専用形状品では不可能ですが、ただの丸棒であれば、Φ31.8シートクランプの内側のツバを削り落としてやることで、シートポストを抜き差ししても常に同じ位置に合わせられるようにすることが可能です^^

そうする理由については、またの機会に(笑)

 

 

ホイール【MAVIC & 手組】

 

 

私はホイールを2セット所有しています。

一本は写真の通り、MAVICの高性能アルミホイール「キシリウムプロエグザリット」。

もう一本は、手組のカーボンチューブラーホイールです。

トレーニングではキシリウム、レースはカーボンという感じで、使い分けが出来ます^^

私はトレーニングでもそれなりに高性能なホイールを使った方が良いと考えています。

なぜなら、レース用とトレーニング用で性能差が大き過ぎると、レース用ホイールに履き替えてからの「感覚の慣らし期間」を取る必要があるからです。

この慣らし期間、不要という方もいますが、私は必要だと思っています。

慣らしをせずに大会に挑んだ回は、踏むタイミングや同じギア比でも脚への反発の違いに戸惑い、本来のパフォーマンスを発揮できない事が多かったです。

ですので、私は少し高くても、トレーニング用ホイールとレース用ホイールの差は小さい方が良いと思っています。

同時に、最低でもレース前2週間くらいは、実走で慣らし期間を設けた方が良いと思います。

 

その他【タイヤ、コンピュータなど】

 

タイヤは基本的に銘柄には拘りません。

タイヤ幅は23Cが多いです。

これまで使用してきたフレームの規格上、最大28Cが限界だったのでそこまでしか試していませんが、やっぱり加速乗りのフィーリングが一番良いのは23Cですね。

巡行、上り、下り、乗り心地、それぞれのバランスで判断した結果、23C以外を使う理由が見当たりませんでした。

 

サイクルコンピューターは、BRYTON RIDER530です。

たしかGARMINがEDGE520をまだリリースしていた頃のモデルですが、まだまだ現役です^^

表示項目を最大5ページ分作成できるので、メイン、レース用、スプリント用、ヒルクライム用、ロングライド用で分けています。

バッテリーがだいぶ弱ってきていますので、そろそろ買い替えかな…。

 

 

パワーメーターですが、私は使用していません。

理由は「無くても困らないから」ですね。

最近はトレーニングにも科学的な理論が浸透してきているんですよ、それ自体は良いことだと思います。

より効率良く速くなれるのは、ライバルが増えて嬉しいことです^^

ただ、パワーメーターが無いとトレーニングが成り立たない、パワー管理しないと勝てないという論調まで出てきている現状には、違和感があります。

ワールドツアーチームの一つでもある「チームスカイ」の戦法の影響も少なからずあるんでしょうし、この手の新機材やZWIFTみたいなサービスが出てきたら提灯記事が出てくるのは恒例なんですけどね。

でもね、古典的な心拍計測でもちゃんとしたトレーニングは出来るんですよ。

一応室内でもそこそこトレーニングが出来るようにスマートトレーナーを持っていますが、パワー計測をするのはその時くらいですね。

そんな環境で成長してきましたので、極論パワメは無くても勝てるようになりますから、その辺の手助けを本ブログを通じてできればと思います^^

 


まとめ

 

最後に、まとめ行きましょう!

今回の要旨は以下の通りです。

  • フレーム:KOGA KIMERA ROAD 3K 加速の反応性良し、キレッキレのハンドリング、上りもそこそこ速く走れる、高い直進安定性を備えます
  • メインコンポ:シマノ105 R7000 基本105で全然レース戦えます
  • ハンドル&ステム:ZIPP サービスコースSL88 (400mm幅) & ワンバイエス スージーステム (110mm) 落差を出したい人にはお勧めのステムです^^
  • サドル:PROLOGO SCRATCH M5(140mm幅) 
  • ホイール:MAVIC キシリウムプロエグザリット & 手組カーボンチューブラーホイール トレーニング用とレース用のホイールの性能差は小さい方が良いです
  • タイヤ:銘柄色々、23Cが基本 バランスに優れるのは23Cだと思います
  • サイコン:BRYTON RIDER530
  • パワーメーター:不使用

 

以上、参考になると嬉しいです^^

他人の機材構成を知るのは純粋に楽しいですし、セッティングの勘所をどう煮詰めているのか知る事も大切です。

一度皆さんも、ご自身の自転車と見比べてみると、面白い発見があるかもしれませんよ^^

 

それでは今日も、ありがとうございました!

 

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