【崇拝者の奇行】LIMAR AIR ATLASを試着もせずに買った話【エアロヘルメット】

こんにちは、コウです^^

それでは今日も元気よくやっていきましょう!

本日のテーマはこちら。

 

【崇拝者の奇行】LIMAR AIR ATLASを試着もせずに買った話【エアロヘルメット】

 

こういうテーマでやっていこうと思います^^

日本では結構珍しいイタリアのヘルメットメーカー、「LIMAR (リマール)」

カザフスタン籍のワールドツアーチーム「アスタナ・カザフスタン」に供給中の、ヘルメット専業メーカーです^^

初めてその名前を目にしたのは「007 AERO」という、どこからどう見てもTT用ヘルメットな見た目をしたロード用エアロヘルメットだったのですが、今はかなりまともな見た目のヘルメットが多いですね。

なぜ急にLIMARのヘルメットが登場したかと言いますと、私が個人的にお手本…というか崇拝しているマーク・カヴェンディッシュがアスタナ・カザフスタンで使用中だからですよ!

カヴェンディッシュファンとして、真似できるところはしたいところです^^

 

ただ、日本ではそもそもLIMARというメーカー自体が全然浸透していません。

まして、試着できる程在庫を持っている店舗なんてどこにあるんだ?状態かと思います。

そんな時、たまたま安く手に入れられる機会がありましたので、人柱として手に入れてみました^^

さてさて、一体どんなヘルメットなんでしょうか?

 

サンプル数1の事例ではありますが、LIMARのヘルメットを検討中の方、少し変わったヘルメットが欲しいという方、ぜひ参考にしてみて下さい!

 


【結論:LIMAR AIR ATLASは”ASIAN FIT”なら日本人頭に合うが、重量バランスに難あり

今回は珍しく、結論から先にいきましょう。

タイトルの通り、
“ASIAN FIT”なすこぶる普通にかぶれるヘルメットです。

購入から300キロほど使用した印象は以下の通りです。

  • ASIAN FIT故に、内部の作りが丸く、均一に締め込める
  • バックルの調整代が大きく、後頭部から首の近くまで好みのフィット位置に出来る
  • バックルのパッドは小さめ且つ真後ろで完結しており、テンプルが長いアイウェアをかけても干渉は無し
  • 公称重量(Mサイズ235グラム)より重く、重心がヘルメットの高い位置にあり、少し首が重い
  • エアロヘルメットにしては穴が多く、大変涼しい(冬の影響も大いにあり)
  • 風切り音は他のエアロヘルメットと大差無し

総じて良くできたエアロヘルメットだと思います^^

唯一難点を挙げるならば、重量と重心位置です。

いつもより頭が重い感覚がありました。

重心位置の問題だと思っていますが、これについては後述します。

 

ちなみに、箱には【ASIAN FIT】とありました。

これは狙ったわけではなく、商品の説明欄に書いてあったわけでもありません。

LIMARは最初からASIAN FITをスタンダードモデルとしているのかもしれません。

【カヴェンディッシュ愛が止まらない!

というわけで、ここからはいつものウンチク語りに入ります(笑)

 

昔扱っていたブログでも出していたネタですが、私は自転車競技の世界に入って以来ずっと、マーク・カヴェンディッシュの大ファンです。

彼の存在が私の成長を後押しし、実際にスプリンターとして競技に参加する事が出来たわけなので、彼の存在無くして今の私はありません。

朝起きて、彼が出場するステージレースでカヴェンディッシュが勝利したという記事を見れば、その日起きる嫌なイベントも立ちどころに消え去ります(笑)

そのくらい、私にとって強い影響力を与える人物です。

それだけ尊敬の念を持ち続けているのですが、そんなカヴェンディッシュ好きが行き過ぎて、彼が使用するのと同じパーツを買いまくった過去があります^^;

例えば、ハンドルバーで言えば、

  • シマノプロ VIBE7S アナトミック
  • ZIPP サービスコースSL88

ZIPP Service Course SL88

特にVIBE7Sの時は、下ハンの角をスプリントで握るというかなり特殊なセッティングで乗っていました。

幅もマーク・カヴェンディッシュと同じ420ミリを使用していました(笑)

前回の記事で、「私の理想のハンドル幅は380ミリである」と結論づけましたが、過去には幅広ハンドルを使っていた時代もあったのです^^;

 

サドルも、

  • スペシャライズド S-WORKS TOUPE CVNDSHエディション

これは限定品ですね。

 

ウェアに関して言えば、

  • スペシャライズド 初代S-WORKS EVADE
  • MET MANTA CVNDSHエディション
  • OAKLEY JAWBREAKER CVNDSHコレクション
  • スペシャライズド S-WORKS ARES

と、真似できるところは可能な限り真似ています(笑)

特にMANTAは手放したことを今でも後悔するほどです^^;

 

この初代FOILも、かつてカヴェンディッシュが乗っていたのと同世代のモデルです。

これを買ったのはたまたまでしたけども、FOILとの出会いは私のロードバイク生活において大変素敵なめぐり合わせだったと思っています^^

 

ディスク化し無類の強さを誇っていた最終型S-WORKS VENGEが流行っている中、初代VENGEを買うという方向に走ったこともありました。

初代VENGEは、カヴェンディッシュが世界選手権を制した際に乗っていたバイクです^^

私にとっては乗り辛いバイクでしたが、『プロはこういう特異なフレームでも勝ててしまうんだな…』と、同じ人間じゃないと感じさせられた、そんな一台でした。

 

 

今回購入したエアロヘルメット「LIMAR AIR ATLAS」も、カヴェンディッシュと同じ機材を使いたい!という思いから購入しました。

正直合うのかどうかは賭けです。


【AIR ATLASを解剖する

名前だけ何度も出していますが(笑)

LIMARのフラッグシップモデル「AIR ATLAS」です^^

Mサイズ、54~58センチという事になっています。

MIPS搭載モデルではありません。

購入先は、自転車きゅうべえ様です^^

 

アジアンフィットのモデルという事で、ご覧の通りかなり丸みを帯びた形状をしています。

欧米基準の作りだと、もう少しシュッとした形状なのでしょうね。

昔、初代S-WORKS EVADEを所有していましたが、外側の形状が前後方向に尖った形状でした。

2010年代前半は、TT用ヘルメットを模擬したロード用エアロヘルメットが多かった印象です。

GIROCASCOだけは、エアロヘルメット黎明期から前後に短く丸いシェルのエアロヘルメットだった記憶があります。

 

後頭部を保持するバックル(白いパーツ)は、結構幅が狭いです。

「後頭骨」という後ろの骨の部分だけ保持する形になっています。

これのおかげで、テンプルが長いアイウェアを装着してもバックルと干渉しません^^

 

また、後付けかと思っていたのですが、最初から「UFO」という名の空力向上パーツが付いていました。

UFOとは、後部真ん中のダクト付近を覆っている、色味が若干異なるプラスチックパーツです。

これの有無で空力に差が出るらしいのですが、なら最初から付けといていいんじゃ?と思うのは私だけではないはず…。

結構排気口が狭いですが、最近エアロヘルメット界隈で流行りの「ベンチュリー効果」で、ヘルメット内の空気を抜く仕組みなんでしょう。

 

また、海外モデルをそのまま販売していたのか、UCI認証ステッカーがありませんでした。

私は今のところ登録レースに出る予定はありませんが、もし出るとしたらTRENTAを使用する事になります。

重量測定

事前情報では、このヘルメットの重量は235グラムらしいです。

まあ普通のクリンチャータイヤや、レース用チューブレスタイヤ一本並みの重量ですね^^

 

実際どうなのか?

試しに秤に乗せてみましたところ、

266グラム!

やっぱりね…^^;

手に取った瞬間、どう贔屓目に見ても200グラム前半の重さや感触はありませんでしたもの。

この辺の感覚が鋭くなるの、サイクリストあるあるです(笑)

 

恐らく公式発表の重量は、UFO無しの重量の可能性があります。

ただ、UFOの外し方が分からないので、正確な重量は不明です。

下手に外したら

ばきっ!!

って、ヘルメット後部とUFOが分離しそうなくらい強く付いています^^;

 

ヘルメット重量を気にされる方には、正直お勧めできません。

公式が言うほどAIR ATLASは軽くないし、なんなら重量級ヘルメットである可能性すらあります。

なぜなら、この上位モデルにMIPS搭載モデルがあるからです。

プラス25~30グラム増、余裕で300グラムの大台が見えてきます。

 

とはいえ、最近のヘルメット界隈、特にエアロ系はあまり重量を気にしなくなってきています。

ホビーレースでも装着率が高い、「S-WORKS EVADEシリーズ」。

ずっと270~280グラム/Mサイズをキープしています。

MIPS搭載の新型「BALLISTA MIPS」も、Mサイズで270グラムです。

TRENTAは一応軽量ヘルメットでもあるので、250グラム。

ワールドツアーチーム最強の「JUMBO-VISMA」が使用するLAZER「VENTO キネティコア」も、Mサイズは280グラムでした。

なので目くじら立てるほどではないのかもしれませんが、重さを気にする方にはお勧めできません。

外観チェック

私の購入したカラーは「マットブルー」

単なる濃紺ではなく、部分的にクリア感のあるブルーも配色されています。

また、各所にプリントされる「AIR REVOLUTION」、「LIMAR」、「AIR ATLAS」の文字はシルバー調ですね^^

 

頭頂部は、空気の流れを模しているようにも見える黒い塗装が乗っています。

単なるブルーで終わらせないワンポイントに、イタリアらしいお洒落な雰囲気を感じます(笑)

 

個人的に好きな角度です。

真横からのシルエットが、かつて所有していた「MET MANTA」によく似ていて、私の好みにドストライクなんです^^

いやはや、懐かしいです。

中身をチェック

殆どTRENTAばかり使用しているので、TRENTAと中身を比較してみました。

 

TRENTAも結構日本人向きの形状だと思っていましたが、こうして見比べると、額の辺りのシェイプが違いますね。

AIR ATLASの方が真円に近しいシルエットになっています。

 

AIR ATLASは厚みのあるパッドが配置されています。

個人的にパッドと頭との接点が多いのは変に当たる箇所が出てきそうで好きではないのですが、包まれ感を得やすいという利点があります

 

こちらはTRENTA。

METは極力パッドを減らす作り方をしています。

MET曰く、それがヘルメットとのフィット感を高める手法だと言いますが、実際その通りだと思います。

こんな形状ですけど、AIR ATLASを被るまでは私の頭は今のところ「TRENTA」が最もしっくり来ていましたから。

 

【室内装着インプレッション ~フィット感は良好、但し重心位置に難あり~

比較対象は、先行して登場しましたが、

MET TRENTA MIPSです。

私にとっての基準となるヘルメットです。

 

私は明確に「アジアンフィット」と銘打つヘルメットじゃなくてもよくフィットする頭の形状をしているのですが、LIMARは全くフィットしなかったんですね。

その経験があった為、購入に当たり、AIR ATLASの事をしっかり調べました。

海外サイトの情報を引用すると、フィット感のインプレッションは以下の通り。

While ‘My head is 56cm around’ might sound like some sort of pickup line – one of mine, anyway – it’s been true for, oooh, years now. So the 54-58cm size medium Air Atlas should have been just right, as it is with practically every helmet. Unfortunately, it would only just go on my head at full slack, and I was forced up to the 57-62cm size large.( by Road.cc)

→「私の頭部周長は56cmだ」というと、ある種口説き文句のように聞こえるかもしれないが、何年も前から事実なのだ。殆どのヘルメットと同様に、54~58cm(要するにMサイズ)のAIRATLASが丁度良いはずだが、残念ながらフルスラックでようやく被れる程度で、57~62cmサイズにアップせざるを得なかった。

Putting on the Limar Air Atlas MIPS, what I noticed right away was what felt like a short and round fit. So much so that I got out a tape measure and compared it to another helmet in my collection. When the numbers matched, I spent time figuring out what was different. (by Cylingnews)

→LIMAR AIR ATLAS MIPSを被ってすぐに気づいたのは、短くて丸いフィット感だった。そこで巻き尺を取り出し、コレクションしている別のヘルメットと比較してみた。数値が一致したとき、何が違うのか時間をかけて考えた。

厳密にフィット感まで謳っているサイトがこの二媒体しかありませんでしたが、おおよそなぜこのような感想が出てくるのかは想像がつきます。

縦に長く、横に短い欧米人の頭部形状に由来するのではないかと。

Cyclingnewsのエディターは、AIR ATLASの被り心地を「短くて丸いフィット感」と表現しています。

前後に頭が長い欧米人が他メーカーの同じサイズのヘルメット感覚で被ったがために、こうした感想が出たのではないかと推測します。

Road.ccのエディターは頭部周長が56cmという事ですが、大事なのはその周長の中で、どの方向に長いか、短いかです。

同じ56cmでも、直径約18センチのまん丸頭と、前後に20センチ、横に16センチの楕円頭では、同じヘルメットでもフィット感が変わってくるのは当たり前です。

 

日本人の場合は丸めの頭の方が多いので、横に広く、縦に短いです。

欧米人とまるっきり逆ですが、起きる現象は同じなので、

いつものメーカーだとMサイズのヘルメットだが、別メーカーはLサイズじゃないと被れない(被れても完璧にフィットしない)

という事が起こり得ます。

なので、この二つの記事を手掛かりに購入に踏み切ったのです。

 

長らくお待たせしました。

実際に被ってみた印象をまとめました^^

均等なフィット感が得られる

バックル位置を調整し、顎紐も調整して被ってみると、アジアンフィットの恩恵もあってか、おでこから頭部全周に渡ってぐるっと均等に締められる感覚があります。

パッドが多く、厚みもある為、TRENTAよりも頭に当たる箇所は多いですが、部分的に圧が強くて痛い、うっ血しそうな感覚はありません。

私のTRENTAはアジアンフィットではないですが、若干眉間の真上辺りが空く程度で、似たような感じのフィット感です。

他メーカーのMサイズで、アジアンフィットも考慮されているモデルをご使用の場合、特に違和感なく使えると思います!

かなりLIMARも考えてきているな~と感じますね^^

内部シェルは若干小さめ(TRENTA MIPS比)

バックルは54~58cmと、TRENTAより適応サイズが小さいです。

それを象徴するかのように、TRENTAより若干内部が小さく感じます。

Road.ccのレビューと同じ印象です。

 

但し、バックルのダイヤルは稼働量少なめで、そこまで締め込めません。

私はTRENTAを被るときは、バックルのダイヤルを全開放状態(TRENTA MIPS Mサイズの最大頭部周長:59cm)から50%くらい締め込んでフィットします。

AIR ATLASでフィット感を調整し、ダイヤルを締め込むと、ほとんど全開まで締め込む形になりました

AIR ATLASは、シェル自体を若干小さくし、その分バックルの可動域を削ってフィット感を出しているのかもしれません。

バックルがめちゃくちゃ動く!

AIR ATLASを手にして驚いたのがここです。

後頭部を支えるバックルが上下にめっちゃ動きます。

もちろん無段階に動くわけではなく、バックル自体は上から下まで5段階で調整できるので、どこか決まった位置で固定されますが、こんだけ動けばほとんどの人の頭を包み込めそうなくらい動きます(笑)

参考までに、手持ちのヘルメットを全部引っ張り出して、バックルが最大どのくらい動くか比べてみました。

  • TRENTA MIPS:20センチ
  • S-WORKS PREVAIL2:25センチ (この子はほぼ家の飾り(笑))
  • CADENCE PLUS:25センチ
  • BONTRAGER BALLISTA MIPS:20センチ
  • AIR ATLAS:35センチ

こんなに差があります。

最下段まで下げると、掌が入るくらい大開口です。

重心位置が後ろの頂点付近にあるのが違和感あり

AIR ATLASのイケてないポイントです。

直立状態で被ってみて感じたのが、首が後ろに若干持っていかれる感覚があります。

その状態から首を下へ倒していくと、徐々に頭の上から質量のある物で押さえつけられている感覚が出現します。

私は今まで比較的軽めのヘルメットを使ってきたので、首への負担が気になるところです。

昔使用していた、初代S-WORKS EVADE。

こっちの方が重いですが、あまり首の負担になっている感じはしませんでした。

重くても、重さをヘルメットのどこに分散させるかが重要なんだと思います。

 

【実走インプレッション

というわけで、購入してから200キロ走りました!

うち100キロは、山岳70%、平地30%で使用しています。

結論から言いますと、

LIMAR AIR ATLASは私が知りうる中で最も空力に優れるヘルメットです!

風切り音が変化しない

空力に優れると実感した最大の理由がこれです。

走っている以上は空気の壁にぶつかり続けるので、ヘルメットの形状、配置される通気口由来の「風切り音」が発生します。

「コオオオオオオ」という、あの音です。

この風切り音は、速度が上がるとともに増大します。

MET「TRENTA」は同社のエアロ特化のヘルメット「MANTA」並みの空力を有すると謳われていますが、あのTRENTAでさえ、下り坂で50キロを超えてくれば、平地を40キロ以下の速度で流している時には聞こえない音が聞こえてきます。

LIMAR「AIR ATLAS」も走る以上は風切り音こそありますが、速度を上げられるだけ上げても、風切り音の大きさは変化無し。

 

ヘルメットの角度、向きが変わっても風切り音の大きさが変化しない

これって結構凄い事だと思います。

いくらエアロヘルメットと言えど、頭を前後左右に傾けたり、横向いたりすれば、風の流れが変わります。

風の流れ方が変われば、当然風切り音が発生するポイントも、乱流の発生具合も変わります。

端的に言えば、ヘルメットの向き次第で空気抵抗が変化するという事です。

 

ヘルメットの真正面から風が当たるパターンと

横を向いて走っているパターンとでは、風の当たり方は全く違いますよね。

当たり前のお話です。

初代SW EVADEのような一世代前のエアロヘルメットは、一方向、つまり進行方向への空気抵抗を最小化する設計が主流でした。

そのため、横を向いたり、少しでも迎角が大きくなれば、頭が押し戻される感覚が出てきます。

「前だけ見て走れ!!」と言わんばかりの超特化型…今時売れません。

 

対照的に、LIMAR AIR ATLASはSW EVADE3、VENTO KINETICORE、GAMECHANGER2.0等と並ぶ最新鋭のエアロヘルメット。

全方向に丸っこい形状のおかげなんでしょう、角度や姿勢の変化による抵抗感を感じません^^

走っていると重く感じない

ダイヤルを全開まで締めたとはいえ、上手いことぴたっとフィットしているからか、首に負担がかかっているという印象はありませんでした。

サイコンを見る為に真下を向いている時でもです。

あの重心の偏りはなんだったのか…?

と問われると難しいですが、装着時に重さを感じた要因は以下の通り。

  • 部屋の中で全神経を頭部周りに集中していた
  • たまたま首の筋肉が疲れていた(笑)

と。

まあ走り出せば全く取るに足らない差なので、良しとしましょう^^

 

ちょっと暑い!

テストライドは最高気温14~16度の日中に行っております。

ジャケットを着こんで走ったのもありますが、主に額辺りが少し暑く、汗ばみました^^;

TRENTAと比べるのは酷ですが、通気性に関してはエアロヘルメットなりの性能といったところでしょうか。

この辺はSW EVADE、MANTA、CADENCE PLUSなども同じような感じですから。

 

UFOのベンチュリー効果による排熱ですが、これは結構効果があると感じます。

走ってる最中、素手をヘルメットの真後ろにかざすと、熱が出てきているのを感じ取れます。

 

通気性関連でもう一点。

このヘルメット、耳の後ろ辺りの通気性がかなり良いと思います。

冬の冷たい風がスースー通り抜けてくれます^^

この冷たさが頭の前にも来てくれたらと思うのは贅沢すぎでしょうか…(笑)

 


【まとめ】

 

最後に、まとめ行きましょう!

今回のテーマは以下の通り。

【崇拝者の奇行】LIMAR AIR ATLASを試着もせずに買った話【エアロヘルメット】  でした。

そして、本稿の結論は

  1. フィット感    AIR ATLASはオススメ
  2. 空力性能     AIR ATLASはオススメ
  3. 調整機構     AIR ATLASはオススメ
  4. 冷却、通気性   他のヘルメットがオススメ
  5. 重量       他のヘルメットがオススメ

これですね^^

エアロヘルメットも私は色々被ってきました。

途中登場したSW EVADE、MANTAもそうですが、

  • スペシャライズド SW EVADE
  • MET MANTA
  • MET TRENTA MIPS
  • スコット CADENCE PLUS
  • GINAT PURSUIT
  • BONTRAGER BALLISTA MIPS (1、2)

合計7つですね。

他にも魅力的なヘルメットは数多く存在します。

その中でもマイナーな存在である「LIMAR」

日本人の頭に十分合うフィット感を備え、且つ空力性能もトップクラスを走っています。

但し重量はエアロヘルメットとしては正直「並み」です。

重量まで含めた総合性能重視でしたら、カブト「AERO-R2」など、他のエアロヘルメットが視野に入るでしょう。

個人的にはLIMAR AIR ATLASはオススメなエアロヘルメットです^^

 


【小話】

ここからはぶっちゃけたお話。

今回ヘルメットのインプレッションを書きましたが、ウェア系のインプレッションは本当に難しいです。

ウェアは、「人の体」という誰とも何一つ共通点が無い物体にあてがうパーツなので、定量評価がほぼ無理です。

「最終的に触ってどう感じるか?が全て」

ウェアに限った話ですが、私自身が相談を受けた際に絶対お伝えしているポイントです。

定量評価ができないならどうするか?

感覚的な部分をとにかく色んな角度から表現する!

これが私なりの現時点での答え。

これが現時点での精いっぱいです。

下手にオリジナルの指標を立てて、数値で定量化しても、余計に分かりにくいですしね。

多くの人に当てはまる共通の指標があればいいのですが、それが無い。

他のブログ記事を拝読していると、「試さないと分からない」という締めで終わるブログが多いのは、こういうところにあるのだと思います。

私の記事も、他のインプレッション記事と何ら変わりません。

この先の記事では、単なるインプレッション記事で終わらず、ここに私なりのオリジナリティを吹き込んでいけたらと常々考えています。

どうかお付き合いください。

 

 

以上、ちょっと関係ないお話も盛り込みましたが、参考になると嬉しいです^^

それでは今日も、ありがとうございました!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です