こんにちは、コウです^^
突然ですが、普段ブログ執筆に使っているパソコンが突然壊れてしまいました…。
セールだったから安く買えた割に使い勝手も良く気に入っていただけに、製品の特性による弱点の見落としが招いた結果です。
題して
【魅惑のボディにはトゲがある】HP ENVY破壊の記録【破壊〜修理までの一部始終】
こういうテーマでやっていこうと思います^^
HP ENVYをお使いの皆様も、いつかこうなるという事を頭に入れてもらえると、突然の破損に冷静に対処出来ると思います!
それではやっていきましょう!
【美しく華奢なノートPC ”HP ENVY X360″】
まず、ENVYとはどんなパソコンなのか?
HP公式サイトからの出典ですが、こんな外観をしています。
私のENVYは15型ですが、実物は結構薄いので15型にしては結構持ちやすいですね。
前のノートPCがLenovo L540という法人向けPCだったので、物理的な軽さ、持ちやすさにはいつも助けられています^^
また、ENVYには13型のモデルもあります。
私は前が15型だった事からずっとテンキー操作に慣れているので、少々高くても15型一択です。
数字は数字専用のキーで打ち込める方が好きです^^
さてさて。
このENVYを購入したのは2022年8月。
まだ一年どころか、9ヶ月しか使っていない代物です。
その他製品詳細は上記HPの公式サイトのリンクを見に行って頂くとして、簡単に言えば
美しいデザインだが、あまりに華奢
こんな印象です。
例えばヒンジを基点に文字通り360度クルッと回るため、タブレット感覚でも使えるノートPCなんですね^^
CPU性能、メモリ性能や容量共に、ネットサーフィン、ブログ執筆、文書作成レベルでは勿体無いくらいの高性能でして、事実私のブログ執筆レベルですと性能が有り余っています(笑)
まあ動作は速いに越したことは無いです^^
最近は、バーチャルサイクリング wahoo RGT用のデバイスとして用い、そこそこの大画面でインドアトレーニングを楽しむ。
こうやって立てて使う事もできちゃいます^^
ただ、筐体の薄さとこの360度回転が、今回の悲劇を生んでしまったのですね。
【ENVY X360のヒンジがぶっ壊れた】
ここからが本題。
何が起きたかと言いますと、片側のヒンジが本体から分離してしまったのです。
使用頻度は、文書作成、ブログ、ネットサーフィンで普通に開けたり。
加えてwahoo RGTをやっているので、大きく回転させる事もしばしば。
無理させすぎたのかもしれません。
ただ、突然とは言いましたが、厳密には完全破損の直近でPCから「パキパキ!」という音が鳴り始めたのです。
画面の開閉の度になんか鳴っているな〜程度にしか思わなかったのですが、これが良くなかった。
気づいたら画面がガタガタしてまともに開閉できなくなり、最終的に、モニターの間からヒンジが「コンニチワ!」状態になってしまったのです。
エライコッチャと思い調べてみたところ、どうもENVYユーザー諸氏には結構有名なお話らしい
360度回転するこのヒンジ、結構脆いようです。
分解図を見ていると、ヒンジそのものに厚みが無く、物理的に全然強固に固定できそうに無いのですね。
でも接着面積が結構広いから、推測するにヒンジが受ける荷重を面積で分散させようとしたのかもしれません。
鞄に入れても成立する薄さとデザイン、360度回転の機能を優先した皺寄せ…なのかな。
設計段階では耐久試験をパスできていたのでしょうけれど、これはいただけません。
【保証期間は残っている、選択肢は2つ】
さて、エライコッチャですね。
ここで私、選択肢を2つ用意しました。
修理するか?買い替えるか?
まず、修理の場合。
どこで直すかを検討する必要があります。
方法は2つ。
- メーカー保証で直す
- 専門店で直す
HPの工場保証は1年間有効です。
故に、まだ3ヶ月残っているのでそれを使うのがセオリーでしょう。
しかし、懸念事項が2つ。
- 直してくれるのは恐らく壊れた側のみ
- 再発の可能性を拭いきれない
当たり前ですが、直してくれるのはおそらく壊れている方だけです。
本当は両方新品交換くれる方が良いですが、そんな事をメーカーがやるわけがありません。
そもそも製造業で設計者やっている立場から言いますと、「製品の要である部品があまりに貧弱で直ぐ破損した事例が多数」って、リコールがかかっても良いレベルだと思うんですが…。
まあそれでも壊れた部品が直るのは有難いお話なのです。
しかし、ここで挙がってくるのが第二の問題。
再発の可能性です。
壊れたのは片側のみで、もう片方は生きています。
しかしながら、こんな短命で終わった部品の相方という事で、いつ壊れてもおかしくありません。
出来れば予防措置を取っておきたいところ。
メーカー修理となれば、また接着剤で固定して返ってくるだけなので、いつかまた破損します。
そのため、そもそも破損しない直し方を検討する必要が出てきます。
加えて、メーカー修理は基本的に遅いです。
全国から怪我したPC達が送られてくるんですから仕方ないとは言え、1ヶ月近くもかかるのは待てません。
そうすると、メーカー修理よりも専門店で直す方が現実的に思えますね。
但しこの場合はもちろん有償での修理になってしまいます。
もう一つ、買い替えという選択肢。
私の場合まだ買って一年も経たない新品同様のパソコンでこの事象が起きたわけです。
仮に保証で元に戻せたとしても、今後もヒンジ破損の恐怖は付き纏います。
それならば堅牢なノートPC…それこそ耐久性で右に出る者はいないLenovoに戻るのも視野に入れねばなりません。
しかしまた何万という金が飛んでいくのも嫌だ…。
それなら放ったらかしになっているピストバイクに手を掛けてあげたいという思いもあります^^;
さあ、どうする!?
【「ボルト&ナット」で確実にヒンジを固定せよ!】
という事で、まあ冒頭でも書きましたが、修理する事にしました。
しかも、確実に不安材料を消す為に、物理固定出来るお店に送る事にしました。
色々調べた結果、今回ENVYをお送りしたのはこちら。
デジタルサポート武蔵小杉様です^^
※ホームページ掲載許可は頂いております。
神奈川県にお店を構えていらっしゃる専門店さんですね。
ホームページを見ていると、、、
- HP ENVY X360の修理実績多数!
- ボルト&ナットでヒンジを確実に固定!
- 片側13200円から!(マジで!?)
- 最短2日で修理完了!
といった感じ。
詳細はこちら↓
なるほど、これは良さそうな雰囲気がします^^
ボルトナットでのヒンジ締結という確実性に加え、こんな安くて良いんですか!?レベルで手頃な費用。
すぐ出すしか無い!という事で、最初の連絡から翌日には発送。
さあ、私のノートPCはどんな形になって返ってくるか!?
【以前よりスムーズな開閉を手に入れたENVY X360】
発送から5日後に、PCが戻って参りました。
荷物受け取りの段階でごたごたしてて、実際は3日目には近所の配達店舗まで来ていたので、本当に2日間で戻ってきました!
そして肝心のヒンジ破損ですが…
こんな感じで返ってきました^^
豆粒程度のナットが左右に並び、美しいデザインの中にメカメカしさが立っております。
とても小さなナットですね。
私的には全然気にならないです^^
では早速、画面を開けてみます………。
おお! めっちゃスムーズです^^
元の状態以上に強固に固定されているので当たり前と言えばそれまでですが、ガッチリ感が全然違います。
また低頭ナットなので、360度回転させてもどこにも干渉しません^^
ご覧の通り。
機能を損なっていないのがまた素晴らしいですね!
そして修理費。
ヒンジ両側ですと、通常13200円に加え、3300円追加となります。
〆て16500円。
たったこれだけの金額で、ENVYはより完全なものになったと言えます^^
デジタルサポート武蔵小杉様、この度の修理、本当にありがとうございました!
【まとめ】
一応まとめパート付けておきます(笑)
というわけで要約すると、16500円でHP ENVY X360が完璧な状態になって戻ってきましたというお話でした^^
ENVY X360をお使いのユーザー様、くれぐれも丁寧に扱ってあげて下さい。
それでは今日はこんなところで^^
ありがとうございました!